【中3社会・公民】選挙と政治参加の要点まとめ|小選挙区制と比例代表制の長所短所

⏱ 30秒でわかる この単元の要点

  • 民主主義と決め方:政治は対立を調整して合意をつくるはたらき。日本の国の政治は、選挙で選ばれた代表者が議会で決める間接民主制(議会制民主主義)。意見が分かれたら多数決の原理で決めるが、少数意見を尊重し、決め方も前もって合意する。過半数は半分より多い数
  • 選挙の4原則と選挙権:普通選挙・平等選挙(1人1票)・直接選挙・秘密選挙。選挙権は1890年の直接国税15円以上を納める満25歳以上の男子から、1925年の普通選挙法、1945年の満20歳以上の男女、2016年からの満18歳以上の男女へ広がった。選挙のしかたを定めた法律が公職選挙法
  • 選挙制度:小選挙区制は死票が多く、大きな政党が有利で政治が安定しやすいが、少数の意見が反映されにくい。比例代表制は死票が少なく、さまざまな意見が反映されやすいが、過半数をとりにくい。比例代表の議席はドント式(得票数を1・2・3…でわり、商の大きい順に定数まで)。衆議院は小選挙区比例代表並立制(289人と176人で465人)、参議院は248人
  • 政党・世論:政党は国民の意見をまとめて政策にする。政権を担当する与党と、監視・批判して別の案を示す野党。1つの政党で過半数に届かないときは連立政権。国民は政権公約を「実現できるか・確かめられるか」でくらべて選ぶ。マスメディアの情報で世論がつくられ、情報はメディアリテラシーでくらべて確かめる
  • 選挙の課題と政治参加:投票率の低下(若い世代)と一票の格差(議員1人あたりの有権者が多いほど1票の価値は小さい。法の下の平等に反するおそれ)。投票日に行けない人は期日前投票ができる。投票のほか、意見の発信・請願(年齢に関係なくできる)・地域の活動も政治参加

つまずき注意:平等選挙は1人1票で、一定の年齢以上のすべての人が選挙権をもつのは普通選挙。死票が多いのは小選挙区制で、比例代表制は少ない。衆議院の比例代表は11のブロックに分け、全国1つは参議院。有権者が多い選挙区ほど1票の価値は小さい。

中3社会(公民)の「選挙と政治参加」で、小選挙区制と比例代表制の長所と短所(死票の多い・少ない、政治の安定とさまざまな意見の反映)、ドント式での議席の配り方、与党と野党、一票の格差までを、表と例題で1つずつ確かめるページです。国民の意見は「選挙 → 政党 → 世論」を通って政治に届く、という1本の道すじで整理します。どの見出しも「答え → 表 → 理由 → 例題」の順に書いています。紙に書いて練習したい人は、下の無料プリントを使ってください。

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説明 1〜12ページ/確認問題 13〜15ページ/覚えることの一覧 16ページ/答えと解説 17・18ページ。この記事の見出しごとに、対応するページを書いています。

私たちの意見は、どのようにして政治に届く?:単元の全体像

📄 プリント 1ページ

答え:国民全員が国会に集まって政治を決めることはできません。そこで、国民(有権者)が選挙で代表者(議員)を選び、代表者が国会で政治を行います。国民と政治の間を、政党とマスメディアと世論がつなぎます。

学ぶこと 問い
① 民主主義と決め方 政治とは何? みんなで決めるとき、何が大切?
② 選挙 選挙はなぜ大切? 選挙の4つの原則、選挙制度、議席の配り方(ドント式)は?
③ 政党 政党は何をしている? 国民は政党をどうやって選ぶ?
④ マスメディアと世論 ニュースや新聞は、政治をどう動かす? 情報は、どう受け取る?
⑤ 選挙の課題と政治参加 今の選挙には、どんな課題がある? 私たちにできることは?
⑥ まとめ ステップチャートで、全部をつなぐ

全体の図のとらえ方:国民(有権者)が選挙で代表者(議員)を選び、代表者が国会・政治を動かします。その間を、意見をまとめる政党と、情報を伝えて世論をつくるマスメディアがつなぎます。あと数年たてば、あなたも選挙権をもち、この道すじの出発点に立ちます。

まちがえやすい

✕ 国民の意見が政治に届くのは、選挙のときだけ → ◯ 選挙のないときも、世論やマスメディアを通して意見が政治に届く

基本「投票率の低下」や「一票の格差」を学ぶのは、問いの表の①〜⑤のどれですか。

問いの表で、「今の選挙には、どんな課題がある?」と書いてある行を探します。

答え:⑤ 選挙の課題と政治参加

政治とは何? 民主主義とは、どんなしくみ?

📄 プリント 2ページ

答え:政治は、社会の中の対立を調整し、合意をつくって、社会をまとめていくはたらきです。民主主義は、国民が話し合って政治の物事を決めていくしくみです。日本の国の政治は、選挙で選ばれた代表者が議会で決める間接民主制(議会制民主主義)が基本です。

場面 決めること 意見のちがいを、どう調整するか
学級会(学校) 文化祭の出し物 やりたい案がちがう → 話し合って、1つにまとめる
町内会(地域) ごみ置き場の場所 場所の希望が分かれる → 話し合って、場所を決める
国会(国) 法律 賛成と反対がある → 話し合って、法律にする

アメリカのリンカン大統領の「人民の、人民による、人民のための政治」という言葉は、民主主義をよく表しています。政治は国民のものであり、国民が決め、国民のために行う、という意味です。

直接民主制 間接民主制
決める人 みんなが直接 選ばれた代表者が議会で
向いている所 人数が少ない集まり 人数が多い国の政治
日本での例 憲法改正の国民投票、地方の直接請求や住民投票 国会、地方議会

合言葉は「人民の、人民による、人民のための政治」です。

まちがえやすい

✕ 日本の国の政治は、国民全員が集まって話し合う直接民主制が基本 → ◯ 間接民主制(議会制民主主義)が基本

基本次のア〜ウは、直接民主制と間接民主制のどちらにあたりますか。ア 町内会の全員が集まって、公園の掃除の日を決める イ 国会で、選挙で選ばれた議員が話し合って、法律を決める ウ 市議会で、市民に選ばれた議員が、市のきまりを決める

みんなが直接決めるのが直接民主制、選ばれた代表者が議会で決めるのが間接民主制です。

答え:直接民主制=ア、間接民主制=イ・ウ

理由日本の国の政治で、国民全員が集まって決める方法ではなく、議会制民主主義が基本になっているのは、なぜですか。「人数」の語を使って答えなさい。

直接民主制と間接民主制をくらべた表の、「向いている所」の行を見ます。

答え:(例)国の政治は人数がとても多く、国民全員が集まって決めることはできないので、選ばれた代表者が議会で決めるから。

みんなで決めるとき、何が大切?

📄 プリント 3ページ

答え:話し合っても意見が一つにまとまらないときは、最後により多くの人が賛成する意見を採用する多数決の原理を使います。ただし、決める前に十分に話し合い、少数の意見もできるだけ取り入れる少数意見の尊重が大切です。決め方で結果が変わるので、決め方は前もってみんなで合意しておきます。

決め方で、結果が変わる(例):クラス30人が、文化祭の出し物を劇・展示・屋台の3つの案から1つ決めます。いちばんやりたい案に1票ずつ入れます。過半数とは、全体の半分より多い数のことで、30人なら16人以上です。

投票 劇 展示 屋台 決まる案
1回目 12 10 8 どれも16人に届かない
2回目(上位2つ) 14 16 ― 展示

2回目では、屋台の8人のうち6人が展示に、2人が劇に入れました(展示 10+6=16、劇 12+2=14)。過半数をとった案がないとき、上位2つの案でもう一度行う投票を決選投票といいます。1回目でいちばん多い案に決めれば劇、過半数になるまで決選投票をすれば展示です。同じ意見の分かれ方でも、決め方で結果が変わります。

民主主義で決めるときに大切なことは、十分に話し合うこと、少数の人の意見も聞いてできるだけ取り入れること、決め方を前もって決めてから採決すること、決まったことを守ること(まちがいが分かれば、話し合って見直せる)です。多数決で決めても、一人ひとりの人権を侵すことは決められません。合言葉は「決め方も、みんなで先に決める」です。

まちがえやすい

✕ 多数決で決めたのだから、少数意見の人は何も言ってはいけない → ◯ 決まったことは守るが、意見を言い続け、話し合って見直すこともできる

標準40人のクラスで、遠足の行き先を3つの案A・B・Cから1つ決めます。いちばん行きたい案に1票ずつ入れたところ、A15票・B14票・C11票でした。(1)40人の過半数は、何人以上ですか。(2)1回目でいちばん多い案に決めるとすると、どの案に決まりますか。(3)上位2つで決選投票を行い、Cに入れた11人のうち7人がBに、4人がAに入れました。どの案に決まりますか。

(1)半分は20人なので、それより多い21人以上です。(3)A=15+4=19票、B=14+7=21票で、Bが過半数に届きます。

答え:(1)21人以上 (2)A (3)B

理由多数決で決めるとき、決め方を、決める前にみんなで合意しておくことが大切なのは、なぜですか。「結果」の語を使って答えなさい。

「決め方で、結果が変わる」例を思い出します。

答え:(例)同じ意見の分かれ方でも、決め方によって結果が変わるから。

選挙は、なぜ大切? どんな決まりで行う?

📄 プリント 4ページ

答え:選挙は、国民が自分たちの代表者を選ぶことで、国民主権を実際に動かすしくみです。選挙は、普通選挙・平等選挙・直接選挙・秘密選挙の4つの原則で行われます。

国民が代表者を選び、代表者が国民に代わって政治を行い、次の選挙で国民が仕事を評価して選び直します。

原則 意味 もし守られないと
普通選挙 一定の年齢以上のすべての国民が選挙権をもつ 財産(納めた税の額)や性別で選挙権が制限される
平等選挙 1人1票。1票の価値が平等 一部の人だけが多くの票をもてたり、票の重さに差が出たりする
直接選挙 有権者が候補者に直接投票する 有権者が選んだ人が、さらに代表を選ぶ
秘密選挙 だれに投票したかを知られないようにする(無記名投票) 投票用紙に名前を書かせ、投票の内容が知られる

選挙権の広がり:

年 選挙権をもてた人
1890年 最初の衆議院議員選挙。直接国税15円以上を納める、満25歳以上の男子
1925年 普通選挙法により、満25歳以上のすべての男子(税の額の制限がなくなる)
1945年 満20歳以上のすべての男女(女性にも選挙権が認められた)
2016年から 満18歳以上のすべての男女(2015年に法律を改正)

公職選挙法は、選挙のしかた(選挙区・議員の数・投票・選挙運動のきまりなど)を定めた法律です。合言葉は「普通・平等・直接・秘密」です。

まちがえやすい

✕ 平等選挙とは、一定の年齢以上のすべての人が選挙権をもつこと → ◯ それは普通選挙。平等選挙は1人1票

基本次のア〜ウの決まりをつくると、選挙の4原則のどれに反しますか。ア 税を多く納めた人は、2票を入れられる イ 有権者が選んだ人が、さらに市長を選ぶ ウ 投票用紙に、自分の名前を書かせる

4原則の表の「もし守られないと」の列と見くらべます。

答え:ア=平等選挙、イ=直接選挙、ウ=秘密選挙

標準次のア〜エを、選挙権をもてるようになった古い順に並べなさい。ア 満20歳以上のすべての男女 イ 満18歳以上のすべての男女 ウ 満25歳以上のすべての男子(税の額の制限なし) エ 直接国税15円以上を納める、満25歳以上の男子

年表の年を使います。エ=1890年、ウ=1925年、ア=1945年、イ=2016年からです。

答え:エ → ウ → ア → イ

理由選挙が、国民主権を実際に動かすしくみといわれるのは、なぜですか。「代表者」の語を使って答えなさい。

選挙の流れ(国民が選ぶ → 代表者が政治を行う → 選び直す)を思い出します。

答え:(例)国民が選挙で代表者を選び、代表者が国民に代わって政治を行い、次の選挙で国民が仕事を評価して選び直すから。

小選挙区制と比例代表制の長所と短所:選挙のしくみで結果はどう変わる?

📄 プリント 5ページ

答え:小選挙区制は1つの選挙区から1人を選ぶ制度で、死票が多く、大きな政党が有利で政治が安定しやすい一方、少数の意見が反映されにくくなります。比例代表制は政党に投票して得票数に応じて議席を配る制度で、死票が少なく、さまざまな意見が反映されやすい一方、1つの政党で過半数をとりにくくなります。

死票は、当選に結びつかなかった候補者への票です。

制度 しくみ 死票 長所 短所
小選挙区制 1つの選挙区から1人を選ぶ 多い 大きな政党が有利で、政治が安定しやすい 小さな政党は議席をとりにくく、少数の意見が反映されにくい
大選挙区制 1つの選挙区から2人以上を選ぶ 小選挙区制より少ない (この表では、死票の多さだけをくらべる)
比例代表制 政党に投票し、得票数に応じて議席を配る 少ない さまざまな意見が議席に反映されやすい 小さな政党が多くなり、1つの政党で過半数をとりにくい

同じ得票でも、議席が変わる(例:3つの選挙区でA党とB党が争う):

選挙区 A党 B党 当選
1区 5200 4800 A党
2区 5100 4900 A党
3区 5500 4500 A党
合計 15800 14200
A党 B党
得票率 約53% 約47%
小選挙区制 3議席(100%) 0議席(0%)
比例代表制 5議席(50%) 5議席(50%)

得票率は、合計の票にしめる、その党の票の割合です。小選挙区制では、B党の14200票はすべて死票になり、得票率が約47%なのに議席は0です。比例代表制(配り方は次の見出し)では、議席の割合が得票率に近くなります。

選挙制度の2つの物差し:横の物差しは、死票の多さです。縦の物差しは、1つの政党が過半数をとって決めやすいか、小さな政党も議席をとって、さまざまな意見が反映されやすいかです。小選挙区制は「死票が多く、決めやすい」所、比例代表制は「死票が少なく、さまざまな意見が反映される」所にあります。

死票が多い死票が少ない1つの政党が過半数をとりやすい(決めやすい・政治が安定しやすい)小さな政党も議席をとりやすい(さまざまな意見が反映されやすい)小選挙区制比例代表制
選挙制度の2つの物差し

合言葉は「小選挙区は1人当選で死票が多い、比例代表は得票に応じて死票が少ない」です。

まちがえやすい

✕ 比例代表制は、死票が多い → ◯ 少ない。死票が多いのは小選挙区制

基本次のア〜エを、小選挙区制と比例代表制に分けなさい。ア 大きな政党が有利で、政治が安定しやすい イ さまざまな意見が議席に反映されやすい ウ 小さな政党は議席をとりにくい エ 小さな政党が多くなり、1つの政党で過半数をとりにくい

3つの制度をくらべた表の、長所と短所の列と見くらべます。

答え:小選挙区制=ア・ウ、比例代表制=イ・エ

標準4つの選挙区でG党とH党が争い、各選挙区で票の多い方の党が1人当選します。得票は、1区 G党5300・H党4700、2区 G党5100・H党4900、3区 G党5200・H党4800、4区 G党4800・H党5200でした。(1)小選挙区制で、G党・H党はそれぞれ何議席とれますか。(2)G党の得票率は何%ですか。また、G党の議席の割合は何%ですか。(3)当選しなかった候補者に入った票は、4つの選挙区で全部で何票ですか。

(1)G党は1〜3区で勝ち、H党は4区で勝ちます。(2)G党の合計は 5300+5100+5200+4800=20400、H党の合計は 4700+4900+4800+5200=19600 で、全体は40000票です。20400÷40000=0.51。議席の割合は 3÷4=0.75 です。(3)落選した側の票を足すと、4700+4900+4800+4800=19200票です。

答え:(1)G党3議席・H党1議席 (2)得票率51%・議席の割合75% (3)19200票

理由小選挙区制では少数の意見が反映されにくいのは、なぜですか。「当選」「死票」の語を使って答えなさい。

小選挙区制は、1つの選挙区から何人当選するかを思い出します。

答え:(例)1つの選挙区から1人しか当選しないので、落選した候補者に入った票が死票になり、少数の意見が議席に結びつきにくいから。

比例代表の議席は、どう配る? 衆議院と参議院の選挙は?

📄 プリント 6ページ

答え:比例代表の議席はドント式で配ります。各政党の得票数を1・2・3…でわり、その商の大きい順に、定数(議員の数)まで議席を配ります。衆議院は小選挙区比例代表並立制で、参議院は選挙区と比例代表で選びます。

ドント式(例):定数5。A党1200票・B党900票・C党480票。

政党 ÷1 ÷2 ÷3
A党 1200 600 400
B党 900 450 300
C党 480 240 160

各政党の得票数を1・2・3…でわります。商の大きい順に番号をつけ、定数(この例は5)の番号まで議席を配ります。大きい順の5つは 1200・900・600・480・450 なので、議席は、A党2・B党2・C党1になります。前の見出しの例(10議席)も同じ手順で配ります。10番目の議席は、B党の14200÷5=2840(A党の15800÷6=約2633より大きい)に配られ、A党5・B党5になります。合言葉は「わって、大きい順に、定数まで」です。

衆議院と参議院の選挙制度:衆議院の選挙では、有権者はだれでも1人2票(小選挙区と比例代表に1票ずつ)をもちます。1票目は小選挙区で候補者名を書き、289人を選びます。2票目は比例代表で政党名を書き、11のブロックで176人を選びます。合わせて465人です。

制度 選挙区 比例代表 議員の数
衆議院 小選挙区比例代表並立制 全国289の選挙区から1人ずつ 全国を11のブロックに分ける 465人
参議院 選挙区と比例代表 原則として都道府県ごと(148人) 全国を1つの単位にする(100人) 248人(3年ごとに半数を選ぶ)

まちがえやすい

✕ 衆議院の比例代表は、全国を1つの単位にして選ぶ → ◯ 全国を11のブロックに分けて選ぶ。全国1つは参議院

標準定数7の比例代表で、X党4200票・Y党2700票・Z党1300票のとき、ドント式で議席を配ります。X党・Y党・Z党は、それぞれ何議席になりますか。

商を大きい順に並べます。X党は 4200・2100・1400・1050、Y党は 2700・1350・900、Z党は 1300 です。大きい順の7つは 4200・2700・2100・1400・1350・1300・1050 です。

確かめ:全体は8200票なので、定数7に比例して分けると X党は約3.6、Y党は約2.3、Z党は約1.1 議席分になり、X党4・Y党2・Z党1と合います。

答え:X党4議席・Y党2議席・Z党1議席

基本次のア〜エを、衆議院と参議院に分けなさい。ア 比例代表は、全国を11のブロックに分ける イ 比例代表は、全国を1つの単位にする ウ 小選挙区比例代表並立制 エ 3年ごとに半数を選ぶ

衆議院と参議院をくらべた表の、制度と比例代表の列と見くらべます。

答え:衆議院=ア・ウ、参議院=イ・エ

政党は、どんなはたらきをしている?

📄 プリント 7ページ

答え:政党は、政治について同じ考え(政策)をもつ人々が、その考えを実現するためにつくる団体です。国民のさまざまな意見をまとめて政策にし、選挙で候補者を立てます。国会で議席の多い政党が政権を担当する与党になり、担当しない政党が野党です。

与党 野党
政権 担当する 担当しない
国会でのはたらき 自分たちの政策を実行しようとする 政府(与党)の政策を調べて質問・批判し、別の案を示す

1つの政党だけでは国会の議席の過半数をとれないとき、複数の政党が協力してつくる政権を連立政権(連立内閣)といいます。図は、議席が全部で100の議会の例です。A党は40議席で、過半数の51議席に届きません。A党がB党と協力すると55議席になり、過半数をこえて連立政権をつくれます。

A党40議席B党15議席C党30議席D党15議席連立政権(A党+B党=55議席)点線=過半数(51議席)。議席は全部で100
連立政権と過半数(議席は全部で100)

政党を中心に行われる政治を政党政治といいます。国会で多くの議席をもつ政党(与党)が中心となって、内閣をつくります。合言葉は「与党は政権、野党は監視」です。

まちがえやすい

✕ 野党は、政治に参加していない → ◯ 国会で、政府の政策を調べ、批判し、別の案を出す

基本次のア〜ウは、与党と野党のどちらのはたらきですか。ア 内閣をつくる イ 政府の政策を調べて、質問や批判をする ウ 政府の政策とはちがう、別の案を示す

与党と野党をくらべた表の、「国会でのはたらき」と本文の説明と見くらべます。

答え:ア=与党、イ・ウ=野党

標準議席が全部で120の議会で、P党48・Q党36・R党24・S党12の議席をもっています。(1)過半数は、何議席以上ですか。(2)P党が、もう1つの党と協力して過半数をこえたいとき、R党とS党のどちらと組めばよいですか。

(1)半分は60議席なので、それより多い61議席以上です。(2)P党とR党は 48+24=72議席で過半数をこえます。P党とS党は 48+12=60議席で、61議席に届きません。

答え:(1)61議席以上 (2)R党

政党を、どうやって選ぶ? 政権公約のくらべ方

📄 プリント 8ページ

答え:政党は、選挙のときに政権公約(マニフェスト)を示します。国民は、公約を「実現できるか(財源はあるか)」と「あとで確かめられるか(数や期限があるか)」の2つのポイントでくらべて政党を選び、次の選挙で公約を守ったかを判断します。

二大政党制 多党制
特色 2つの大きな政党が、選挙で政権を争う(アメリカ・イギリスなど) 多くの政党があり、連立政権になりやすい。日本では、1990年代から連立政権が多い

政権公約:政党が選挙のときに示す、政権をとったら実現する政策の約束です。何を・いつまでに・どのくらい行うかを示します。次の2つの党の公約をくらべてみましょう。

X党 Y党
公約 「みんなが安心して子どもを育てられる国にします」 「3年以内に、保育所に入れない子どもを0人にします。そのお金(財源)は、ほかの事業の見直しで用意します」
いつまでに ない 3年以内
どのくらい ない 0人
お金はどこから ない ほかの事業の見直し

Y党の方が、あとで確かめられます。国民と政党の関係は、次の順です。政党が国民の意見を集めて政策にし、公約として示す。国民が、選挙で公約をくらべて、政党を選ぶ。政権をとった政党が、公約を実行する。国民が、次の選挙で、公約を守ったかを判断する。合言葉は「公約は、できるか・確かめられるかで見る」です。

まちがえやすい

✕ 連立政権は、選挙で過半数をとった1つの政党がつくる政権 → ◯ 1つの政党では過半数に届かないとき、複数の政党でつくる政権

基本次の(1)(2)は、二大政党制と多党制のどちらにあたりますか。(1)アメリカやイギリスなどでみられる、2つの大きな政党が政権を争うしくみ (2)多くの政党があり、連立政権になりやすいしくみ

政党の数による政治のちがいの表を見ます。

答え:(1)二大政党制 (2)多党制

標準V党の公約「2年以内に、図書館の本の数を今の2倍にします」を、公約を見る2つのポイント(実現できるか・あとで確かめられるか)で読みます。(1)あとで確かめられるといえるのは、公約のどの言葉があるからですか。(2)この公約だけでは分からないのは、どちらのポイントですか。

数や期限があれば、あとで確かめられます。実現できるかは、財源(お金の出どころ)が書いてあるかで見ます。

答え:(1)「2年以内」という期限と「2倍」という数があるから (2)実現できるか(財源が書かれていないため)

世論とマスメディアは、政治をどう動かす?

📄 プリント 9ページ

答え:世論は、政治や社会の問題について、多くの人々が共有している意見です。マスメディアが情報を伝えて世論に大きな影響をあたえ、政党や政府が世論を参考にして、政治が動きます。情報は、メディアリテラシーをもってくらべて確かめます。

世論調査は、新聞社などが人々の意見を調べることです。マスメディアは、新聞・テレビ・ラジオ・インターネットなど、多くの人々に情報を伝える手段です。

マスメディアのはたらき どういうことか
政治の情報を伝える 国民が、政治のできごとを知る手がかりになる
政治を監視する 政治が正しく行われているかを調べて、知らせる
世論に、大きな影響をあたえる 伝え方で、人々の考えが変わることがある

同じできごとでも、伝え方がちがう(例):「市が新しい図書館を建てることを決めた」を、2つの新聞社が、ちがう見出しで伝えた例です。

見出しA 見出しB
見出し 「新しい図書館、本が今の2倍に」 「新しい図書館、建てるのに多くの費用」
受け取る印象 よいことだと感じやすい 負担が大きいと感じやすい

どちらも、うそではありませんが、どこを大きく取り上げるかで、印象が変わります。マスメディアの情報は、伝える側の考えで選ばれたりまとめられたりしています。

メディアリテラシー:情報をそのまま信じず、くらべたり、だれが何のために出した情報か考えたりして、正しく読み取り、活用する力です。インターネット(SNS)は、だれでもすぐに発信・共有できるので、まちがった情報や、根拠の無い情報も広まりやすくなります。だれが、何のために出した情報かを考える。いくつかの情報とくらべる。事実と意見を分けて読み取る。この3つが基本です。合言葉は「情報は1つで決めつけず、くらべて確かめる」です。

まちがえやすい

✕ 新聞やニュースの情報は、うそでなければ、どれも同じ印象を伝える → ◯ どこを大きく取り上げるかで、印象が変わる

標準次のア〜エを、マスメディアの情報が世論をつくり、政治が動くまでの順に並べなさい。ア 政党や政府が、世論を参考にする イ マスメディアが、情報を伝える ウ 人々が考え、意見をもつ エ 意見が世論になる

マスメディア → 人々の意見 → 世論 → 政党や政府、の順につなぎます。

答え:イ → ウ → エ → ア

理由同じできごとを伝える2つの新聞でも、読む人が受ける印象がちがうことがあるのは、なぜですか。「見出し」の語を使って答えなさい。

図書館を建てる例で、2つの見出しが何を大きく取り上げていたかを思い出します。

答え:(例)見出しでどこを大きく取り上げるかによって、受け取る印象が変わるから。

今の選挙には、どんな課題がある? 投票率と一票の格差

📄 プリント 10ページ

答え:今の選挙の課題は、投票率の低下(なかでも10代・20代の若い世代)と、一票の格差です。若い世代の投票率が低いと、若い世代に向けた政策が後回しになるおそれがあります。一票の格差は、法の下の平等に反するおそれがあります。

投票率の低下:投票率は、選挙で投票に行く人の割合です。選挙権があるのに投票しないことを棄権といいます。投票に行く人が少ないと、投票した人の意見が政治に反映されやすくなります。

一票の格差:選挙区によって、議員1人あたりの有権者の数がちがうため、1票の価値に差があることです。X区は議員1人あたり有権者20万人、Y区は50万人とします。議員1人を選ぶ有権者が多いほど、1票の価値は小さくなります。X区の1票の価値を1とすると、Y区の1票の価値は 20万÷50万=25=0.4倍です。逆に、X区の1票は、Y区の1票の2.5倍の重みです。一票の格差は、法の下の平等(第14条)に反するおそれがあり、最高裁判所が「違憲」や「違憲状態」の判決を出したことがあります。

課題 何が問題か 対策
投票率の低下 若い世代の意見が、政治に反映されにくくなる 投票しやすくする取り組みをふやす
一票の格差 1票の価値に差があり、平等でなくなる 選挙区の区割りや、議員の数の配り方を見直して、格差を小さくする

合言葉は「1票の重みは、どこでも同じに」です。

まちがえやすい

✕ 有権者が多い選挙区ほど、1票の価値は大きい → ◯ 有権者が多いほど、1票の価値は小さい

基本次のア・イの対策は、投票率の低下と一票の格差のどちらの課題に対するものですか。ア 選挙区の区割りや、議員の数の配り方を見直す イ 投票しやすくする取り組みをふやす

課題と対策をまとめた表の、「対策」の列を見ます。

答え:ア=一票の格差、イ=投票率の低下

標準P区は議員1人あたりの有権者が24万人、Q区は36万人です。(1)P区の1票の価値を1とすると、Q区の1票の価値は何倍ですか。分数で答えなさい。(2)逆に、P区の1票は、Q区の1票の何倍の重みですか。

(1)Q区の1票の価値は 24万÷36万=23倍(約0.67倍)です。(2)P区の1票はQ区の1票の 36万÷24万=1.5倍の重みです。

答え:(1)23倍 (2)1.5倍

理由若い世代の投票率が低いと、どんなおそれがありますか。「政策」の語を使って答えなさい。

投票率の低下の説明で、若い世代の意見がどうなるかを思い出します。

答え:(例)若い世代の意見が政治に反映されにくくなり、若い世代に向けた政策が後回しになるおそれがある。

投票率を上げるには? 私たちにできる政治参加

📄 プリント 11ページ

答え:選挙は、日程の知らせ(公示・告示)→ 立候補の届け出 → 選挙運動 → 投票 → 開票・当選、の順に進みます。投票日に行けない人は期日前投票ができます。政治参加は、投票だけでなく、意見の発信・請願・地域の活動などもあります。

18歳未満の人は、公職選挙法で、選挙運動ができません。

順 流れ 中身
1 選挙の日が知らされる 国の選挙は公示、地方の選挙は告示
2 立候補の届け出
3 選挙運動 演説・ポスター・選挙公報・インターネット
4 投票 投票所で、投票用紙に自分で書く
5 開票・当選が決まる

選挙に参加しやすくする取り組み:期日前投票は、投票日に行けない人が、投票日の前に投票できるしくみです。期日前投票所を、駅や大きな店などに置く所もあります。インターネットを使った選挙運動も、2013年から認められました。

方法 内容
選挙で投票する・立候補する 代表者を選ぶ/自分が代表者になる
選挙運動を手伝う(18歳以上) 演説やポスターなどで、候補者を応援する
世論調査に答える・意見を発信する 新聞への投書・SNSなどで意見を伝える
請願 国や地方公共団体に、要望を伝える
住民運動・NPO(非営利組織)・ボランティア 地域の活動に加わる。地方では直接請求・住民投票も

中学生にもできる政治参加もあります。ニュースをいくつかくらべて考える。意見を発信する。請願は、年齢に関係なくできます。地域の活動やボランティアに参加する。そして、18歳になったら投票する。合言葉は「投票も発信も、政治参加」です。

まちがえやすい

✕ 投票日に用事があると、投票できない → ◯ 期日前投票ができる

基本次のア・イの選挙は、公示と告示のどちらで日が知らされますか。ア 国の選挙 イ 地方の選挙

選挙の流れの表の1行目を見ます。

答え:ア=公示、イ=告示

標準次のア〜エを、18歳以上でないとできないことと、年齢に関係なくできることに分けなさい。ア 選挙運動を手伝う イ 国や地方公共団体に請願を出す ウ 新聞に意見を投書する エ 選挙で投票する

政治参加の方法の表と、「請願は年齢に関係なくできる」の説明と見くらべます。

答え:18歳以上=ア・エ、年齢に関係なく=イ・ウ

私たちの意見は、どのようにして政治に届く?:全体のまとめ

📄 プリント 12ページ

答え:国民は選挙で代表者を選び、代表者が議会で話し合って決めます(議会制民主主義)。選挙は4原則で行われ、政党は国民の意見をまとめて政策にし、国民は政権公約をくらべて選びます。選挙のないときも、世論やマスメディアを通して意見が政治に届きます。投票率の低下や一票の格差の課題があるので、一人ひとりが投票や意見の発信で政治に参加することが大切です。

ステップチャート:①政治は対立を調整して合意をつくる。日本の国の政治は議会制民主主義 → ②話し合いのあとは多数決。少数意見を尊重し、決め方も先に決める → ③選挙の4原則で、国民が代表者を選ぶ(国民主権) → ④選挙制度(小選挙区制・比例代表制)で、議席の配られ方と死票が変わる → ⑤衆議院は小選挙区比例代表並立制。比例代表はドント式で配る → ⑥政党が国民の意見をまとめ、与党が政権を担当し、野党が監視する → ⑦国民は政権公約をくらべて政党を選ぶ → ⑧マスメディアの情報で世論がつくられ、政治を動かす。情報はくらべて確かめる → ⑨投票率の低下と一票の格差が課題 → ⑩投票・意見の発信・請願など、私たちの政治参加。

全体図の場所 つながる言葉
国民(有権者) 選挙の4原則・投票率・期日前投票
代表者(議員) 小選挙区比例代表並立制
国会・政治 議会制民主主義・与党・野党
政党 政権公約・意見をまとめる
マスメディアと世論 情報をくらべて確かめる
課題と政治参加 一票の格差/投票・意見の発信・請願

まちがえやすい

✕ 選挙で投票すれば、政治参加はそれで全部 → ◯ 意見の発信・請願・地域の活動なども政治参加

標準次のア〜ウを、「ステップチャート」の順に並べなさい。ア 国民は政権公約をくらべて政党を選ぶ イ 投票率の低下と一票の格差が課題 ウ 選挙の4原則で、国民が代表者を選ぶ

選挙の4原則(③)→ 政権公約(⑦)→ 課題(⑨)の順につなぎます。

答え:ウ → ア → イ

基本次のア〜ウは、全体図の中のどの場所と結びつく言葉ですか。ア 小選挙区比例代表並立制 イ 議会制民主主義・与党・野党 ウ 一票の格差

表の「つながる言葉」の列と見くらべます。

答え:ア 代表者(議員)、イ 国会・政治、ウ 課題

✅ 一問一答で総チェック(20問)

問題を読んで、答えを頭の中で言ってからタップしましょう。答えが出ます。

  1. 社会の中の対立を調整し、合意をつくって、社会をまとめていくはたらきを何といいますか。

    答え:政治

  2. 選挙で選ばれた代表者が、議会で話し合って決めるしくみを何といいますか。

    答え:間接民主制

  3. 「人民の、人民による、人民のための政治」という言葉を述べた、アメリカの大統領はだれですか。

    答え:リンカン

  4. 話し合っても意見が一つにまとまらないとき、最後はより多くの人が賛成する意見を採用するという考え方を何といいますか。

    答え:多数決の原理

  5. 過半数をとった案がないとき、上位2つの案でもう一度行う投票を何といいますか。

    答え:決選投票

  6. 一定の年齢以上のすべての国民が選挙権をもつという、選挙の原則を何といいますか。

    答え:普通選挙

  7. 1人1票で、1票の価値が平等であるという、選挙の原則を何といいますか。

    答え:平等選挙

  8. 選挙区・議員の数・投票・選挙運動のきまりなど、選挙のしかたを定めた法律を何といいますか。

    答え:公職選挙法

  9. 2016年から、選挙権をもてるのは満何歳以上のすべての男女ですか。

    答え:18歳

  10. 当選に結びつかなかった候補者への票を何といいますか。

    答え:死票

  11. 1つの選挙区から1人を選ぶ制度で、死票が多く、大きな政党が有利になる制度を何といいますか。

    答え:小選挙区制

  12. 政党に投票し、得票数に応じて議席を配る制度を何といいますか。

    答え:比例代表制

  13. 各政党の得票数を1・2・3…でわり、その商の大きい順に定数まで議席を配る方法を何といいますか。

    答え:ドント式

  14. 衆議院議員の選挙で、小選挙区と比例代表の2つの方法を組み合わせた制度を何といいますか。

    答え:小選挙区比例代表並立制

  15. 国会で議席の多い政党がなる、政権を担当する政党を何といいますか。

    答え:与党

  16. 1つの政党だけでは過半数をとれないとき、複数の政党が協力してつくる政権を何といいますか。

    答え:連立政権

  17. 政党が選挙のときに示す、政権をとったら実現する政策の約束を何といいますか。

    答え:政権公約

  18. 情報をそのまま信じず、くらべたり、だれが何のために出した情報か考えたりして、正しく読み取り、活用する力を何といいますか。

    答え:メディアリテラシー

  19. 選挙区によって、議員1人あたりの有権者の数がちがうため、1票の価値に差があることを何といいますか。

    答え:一票の格差

  20. 投票日に行けない人が、投票日の前に投票できるしくみを何といいますか。

    答え:期日前投票

まとめ

政治は対立を調整して合意をつくるはたらきで、日本の国の政治は、選挙で選ばれた代表者が議会で決める議会制民主主義が基本です。意見が分かれたときは多数決で決めますが、少数意見を尊重し、決め方も先にみんなで決めます。選挙は普通・平等・直接・秘密の4原則で行われ、小選挙区制は死票が多く政治が安定しやすい一方で少数の意見が反映されにくく、比例代表制は死票が少なくさまざまな意見が反映されやすい一方で過半数をとりにくくなります。比例代表の議席はドント式で配り、衆議院は小選挙区比例代表並立制です。政党は国民の意見をまとめ、与党が政権を担当し、野党が監視し、国民は政権公約をくらべて選びます。世論とマスメディアの情報はくらべて確かめ、投票率の低下と一票の格差という課題に向けて、投票や意見の発信などで政治に参加します。

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▶ 選挙と政治参加 授業用プリント(全18ページ)

説明 1〜12ページ/確認問題 13〜15ページ/覚えることの一覧 16ページ/答えと解説 17・18ページ

保護者の方へ:この単元は、「国民が選挙で代表者を選ぶ → 政党が意見をまとめる → 世論やマスメディアが政治に影響する」という道すじをつなげて言えるかが土台です。ニュースで選挙の話題が出たときに「この選挙は小選挙区かな、比例代表かな」と一緒に確かめたり、「このニュースは、どこを大きく取り上げているかな」と話したりすると、覚えた語が生活とつながります。あと数年で投票できる年齢になるので、投票は政治参加の入り口だということを、今のうちから話しておくと安心です。
社会
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