⏱ 30秒でわかる この単元の要点
- 水圧は深いほど大きく、あらゆる向きから面に垂直にはたらく
- 浮力=空気中のばねばかりの値-水中の値(上下の水圧の差で生じる)
- 浮力は水の中にある部分の体積で決まる(重さ・材料には関係しない)
- 角度がある2力の合力は、2力を2辺とする平行四辺形の対角線
- 斜面の上の重力は、斜面に平行な分力と垂直な分力に分ける
つまずき注意:全部沈んだあとは、深く沈めても浮力は変わらない(一定)。
中3理科「力の合成・分解と水圧・浮力」を、図と例題で1つずつ確かめるページです。まちがえやすいのが「深く沈めるほど浮力が大きくなる」という思いこみです。正しくは、全部沈んだあとは、深さを変えても浮力は変わりません。どの見出しも「答え → 図 → 理由 → 解き方」の順に書いています。紙に書いて練習したい人は、下の無料プリントを使ってください。
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説明 1〜10ページ/確認問題 11〜14ページ(66問)/覚えることの一覧・まちがえやすいこと 15・16ページ/答えと解説 17〜19ページ。この記事の見出しごとに、対応するページを書いています。
中1の復習:2力のつり合い・垂直抗力・ばねばかりの値
📄 プリント2ページ
答え:1つの物体にはたらく2つの力は、一直線上・同じ大きさ・反対向きのときにつり合います。つるして止まっている物体では、ばねばかりの値=重力の大きさです。
この単元では、物体にはたらく力を矢印で表して考えます。力は作用点(力がはたらく点)・向き・大きさの3つで決まり、矢印の根元が作用点、矢印の長さが力の大きさです。単位はN(ニュートン)で、100gの物体にはたらく重力が約1Nです(300gなら約3N)。
- 床の上の箱:下向きの重力と、床が箱をおし返す上向きの垂直抗力がつり合っています。
- つるしたおもり:ばねばかりが引く上向きの力と、下向きの重力がつり合っています。だから、ばねばかりが1.8Nを示していれば、重力も1.8Nです。
面をおす力のはたらきは圧力で表します。圧力〔Pa〕=面を垂直におす力〔N〕÷力がはたらく面積〔m²〕です(例:6Nの箱の底面積が0.02m²なら、6÷0.02=300Pa)。空気の重さによる圧力が大気圧で、あらゆる向きからはたらき、海面で約1013hPaです。水の中では、水の重さによる圧力がはたらきます。これが次の水圧です。
まちがえやすい
✕ 床に置いた物体には、重力しかはたらかない → ◯ 床が物体をおす垂直抗力もはたらき、重力とつり合う
水圧とは? 3つの性質
📄 プリント3ページ
答え:水圧は、水の重さによって生じる圧力です。①深いほど大きい、②あらゆる向きから、面に垂直にはたらく、③同じ深さなら同じ大きさ、の3つの性質があります。
両はしにゴム膜をはった筒を水に入れると、膜は水圧におされて内側にへこみます。たて向きの筒では、深いほうの下の膜が大きくへこみます。横向きの筒では、左右の膜は同じ深さなので、同じだけへこみます。2つ目の図のように、水圧は上・下・横のどの面にも、面に垂直にはたらき、深いところほど大きくなります。
| 水圧の性質 | 実験の結果とわけ |
|---|---|
| 深いほど大きい | 下の膜が大きくへこむ。上にある水の重さが大きいから |
| あらゆる向きから、面に垂直 | どの膜も、面に垂直に内側へへこむ |
| 同じ深さなら同じ大きさ | 横向きの筒の左右の膜は、同じだけへこむ |
身近な例:プールで深くもぐると耳がおされて痛くなります。ペットボトルの横に高さのちがう穴をあけて水を入れると、下の穴ほど水が勢いよく飛び出します。ダムの壁が下ほど厚いのも、深いほど水圧が大きいからです。
まちがえやすい
✕ 水圧は上から下へだけはたらく → ◯ 水圧は、あらゆる向きから、面に垂直にはたらく
標準図のように、ゴム膜をはった筒を水に入れました。横向きの筒(膜ウ・エ)を、向きを変えずに今より深い所まで沈めると、ウとエのへこみ方はそれぞれどうなりますか。
水圧は深いほど大きいので、深く沈めるとウもエも今より大きくへこみます。ウとエはいつも同じ深さにあるので、同じ大きさの水圧でおされ、2つのへこみ方は同じままです。
答え:ウもエも今より大きくへこみ、2つのへこみ方は同じ
理由ダムの壁は、下のほうほど厚く作られています。それはなぜですか。
水圧の性質のうち「深さ」に関係するものを使います。
答え:深いところほど水圧が大きく、下ほど大きな力がかかるから。
浮力とは? なぜ上向きの力がはたらくのか
📄 プリント4ページ
答え:水中の物体にはたらく上向きの力を浮力といいます。物体の下の面をおす水圧が、上の面をおす水圧より大きいので、その差が上向きの力になります。
浮力〔N〕=空気中でのばねばかりの値〔N〕-水中でのばねばかりの値〔N〕
プールの中で体が軽く感じるのは、この浮力のためです。下の面のほうが深いので、上向きの水圧のほうが大きくなります。横からの水圧は、左右で同じ大きさなので打ち消し合います。
ばねばかりでつるした物体を水に入れると、浮力のぶんだけ、ばねばかりが支える力が小さくなります。だから、浮力は「空気中の値-水中の値」で求められます。
基本物体Xをばねばかりにつるすと、空気中で4.0N、一部を水に沈めると3.3N、全部を沈めると2.5Nでした。それぞれの浮力は何Nですか。
式:浮力=空気中の値-水中の値
一部を沈めたとき:4.0-3.3=0.7(N)
全部を沈めたとき:4.0-2.5=1.5(N)
答え:一部 0.7N、全部 1.5N
浮力は深さで変わる? 全部沈むと一定になる理由
📄 プリント4ページ
答え:物体が全部沈むまでは、深く沈めるほど浮力は大きくなります。全部沈んだあとは、さらに深くしても浮力は変わりません(一定)。
| 深さ(cm) | 0 | 1.0 | 2.0 | 3.0 | 4.0 | 5.0 | 6.0 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ばねばかり(N) | 3.0 | 2.8 | 2.6 | 2.4 | 2.2 | 2.2 | 2.2 |
| 浮力(N) | 0 | 0.2 | 0.4 | 0.6 | 0.8 | 0.8 | 0.8 |
理由:全部沈むまでは、水の中にある部分の体積がふえるので、浮力も大きくなります。全部沈んだあとは、水の中にある部分の体積は変わりません。また、深くすると上の面も下の面も同じだけ深くなるので、上下の水圧の差も変わりません。深いほど水圧そのものは大きくなりますが、浮力を決めるのは「差」なので、浮力は一定です。
表からグラフをかく手順:①深さごとに「空気中の値-水中の値」で浮力を出す(例:深さ2.0cmで3.0-2.6=0.4N)。②点を打つ。③全部沈むまでは原点を通る直線、そのあとは横じくに平行な直線で結ぶ。
まちがえやすい
✕ 深く沈めるほど浮力が大きくなる → ◯ 全部沈んだあとは、深さを変えても浮力は一定
標準物体Yをばねばかりにつるすと、空気中で5.5N、全部を水に沈めると3.5Nでした。浮力は何Nですか。また、物体Yをさらに深く沈めると、ばねばかりの値は何Nになりますか。
浮力:5.5-3.5=2.0(N)
全部沈んだあとは、深くしても浮力は変わらないので、ばねばかりの値も変わりません。
答え:浮力 2.0N、さらに深くしても 3.5N
理由全部沈めた物体をもっと深く沈めても、浮力が変わらないのはなぜですか。
「体積」と「上下の水圧の差」の2つにふれて書きます。
答え:全部沈んだあとは、水の中にある部分の体積も、上下の水圧の差も変わらないから。
浮力の大きさは何で決まる? アルキメデスの原理
📄 プリント5ページ
答え:浮力の大きさは、水の中にある部分の体積で決まります。物体の材料や重さ(質量)、形には関係しません。
| 物体(体積100cm³) | 空気中 | 水中 | 浮力 |
|---|---|---|---|
| アルミニウム | 2.7N | 1.7N | 2.7-1.7=1.0N |
| 鉄 | 7.9N | 6.9N | 7.9-6.9=1.0N |
材料も重さもちがうのに、浮力はどちらも1.0Nです。体積が同じなら、全部沈めたときの浮力は同じです。粘土のかたまりの形を変えても、体積が同じなら浮力は変わりません。
アルキメデスの原理(参考):浮力の大きさは、物体がおしのけた水の重さと等しくなります。体積100cm³の物体は100cm³の水をおしのけます。水100cm³の質量は100g(水の密度は1g/cm³)なので、その重さは約1N。上の表の浮力1.0Nと合っています。
まちがえやすい
✕ 重い物体ほど、はたらく浮力が大きい → ◯ 浮力は体積で決まり、重さには関係しない
標準粘土のかたまりを空気中でばねばかりにつるすと3.4Nでした。立方体の形にして全部を水に沈めると2.8Nでした。同じ粘土を細長くのばして全部を水に沈めると、浮力は何Nですか。
形を変えても、体積は同じです。体積が同じなら浮力も同じなので、立方体のときの浮力を求めます。
式:3.4-2.8=0.6(N)
答え:0.6N
物体が浮く・沈む条件
📄 プリント5ページ
答え:物体の浮き沈みは、重力と浮力の大小で決まります。
| 重力と浮力 | 物体のようす |
|---|---|
| 重力 > 浮力 | 沈む |
| 重力 = 浮力 | 水中で静止する |
| 重力 < 浮力 | 浮き上がる |
浮き上がった物体は、水面から出た部分のぶん浮力が小さくなり、重力=浮力になったところで、水面に浮いて止まります。密度が水(1g/cm³)より小さい物体は浮き、大きい物体は沈みます。たとえば氷の密度は約0.92g/cm³なので、水に浮きます。
鉄の船が浮くわけ:船は鉄でできていますが、中に空気の部分が多く、水の中にある部分の体積が大きくなっています。そのため、船の重力と等しい大きさの浮力が得られて、浮くことができます。
基本水の中で静かに放したとき、次の物体はどうなりますか。(1)重力5N・浮力3N (2)重力2N・浮力2N (3)重力1N・浮力4N
重力と浮力の大きさをくらべます。
答え:(1)沈む (2)水中で静止する (3)浮き上がる
標準水面に浮いて静止している木片にはたらく浮力が1.2Nのとき、重力は何Nですか。
水面に浮いて止まっているとき、重力と浮力はつり合っています。
答え:1.2N
理由鉄は水に沈みますが、鉄でできた大きな船は水に浮きます。それはなぜですか。
浮力の大きさが何で決まるかを使います。
答え:船は中に空気の部分が多く、水の中にある部分の体積が大きくなって、浮力が大きくなり、重力と等しくなるから。
力の合成:一直線上の2力の合力
📄 プリント6ページ
答え:2つ以上の力を、同じはたらきをする1つの力にまとめることを力の合成、まとめた力を合力といいます。一直線上の2力なら、同じ向きは和、反対向きは差(向きは大きいほうの力と同じ)です。
| 2力の関係 | 合力 |
|---|---|
| 同じ向き(右4N・右2N) | 2力の和。右へ4+2=6N |
| 反対向き(右4N・左1N) | 2力の差。向きは大きいほう。右へ4-1=3N |
| 同じ大きさで反対向き(3N・3N) | 合力は0。つり合っている |
重力と浮力の合力:上の「深さと浮力」の物体(重力3.0N、全部沈めたときの浮力0.8N)では、重力は下向き、浮力は上向きなので、合力は3.0-0.8=2.2N、向きは大きいほうの重力と同じ下向きです。ばねばかりからはずすと沈みます。つるしている間は、ばねばかりが上向きに2.2Nで引いてつり合うので、水中の値が2.2Nになります。
まちがえやすい
✕ 右向き4Nと左向き1Nの合力は5N → ◯ 3N、右向き(大きいほうの向き)
基本次の2力の合力の大きさと向きを答えなさい。(1)右向き6Nと左向き4N (2)上向き5Nと下向き9N
反対向きなので、どちらも差をとり、向きは大きいほうです。
(1)6-4=2(N)、右向き (2)9-5=4(N)、下向き
答え:(1)2N、右向き (2)4N、下向き
角度がある2力の合力の作図(平行四辺形)
📄 プリント7ページ
答え:角度をもってはたらく2力の合力は、2力を2辺とする平行四辺形の対角線です。和や差では求められません。
1本のばねばかりでリングを点Oまで引く力をF3とします。2本のばねばかりで、リングを同じ点Oまで引く力をF1・F2とします。リングが同じ位置で止まるので、F1とF2を合わせたはたらきはF3と同じ、つまりF3がF1とF2の合力です。
合力の作図の手順
- F1の先から、F2に平行な破線をひく(平行四辺形の辺をつくるため)。
- F2の先から、F1に平行な破線をひく(平行四辺形を完成させるため)。
- 作用点Oから、破線の交点まで矢印をひく。これが合力(対角線が、2力を合わせたはたらきを表すため)。
まちがえやすい
✕ 2力の矢印の先どうしを結ぶ → ◯ それぞれの先から、もう一方の力に平行な破線をひき、作用点と交点を結ぶ
作図方眼の1目もりを1Nとします。作用点OからF1(右2・上3)とF2(右2・下3)がはたらくとき、合力の大きさと向きを答えなさい。
F1とF2を2辺とする平行四辺形をかき、Oから交点まで矢印をひきます。上下(上3・下3)が打ち消し合い、右の目もり(右2+右2)だけが残ります。
答え:4N、右向き
3力のつり合いと、2力の角度と合力
📄 プリント8ページ
答え:3つの力がつり合うとき、2つの力の合力と、残りの1つの力が、一直線上・同じ大きさ・反対向きになっています。また、同じ大きさの2力は、間の角度が大きいほど合力が小さくなります(0°なら和、180°なら0)。
重さ6Nのおもりを2本の糸でつるします。2本の糸が引く力は「左2・上3」と「右2・上3」です。左右(左2・右2)は打ち消し合い、上向きの目もりだけが残るので、合力は上へ3+3=6Nです。これは、下の糸が引く力(おもりの重さ6N)と同じ大きさで反対向きです。
身近な例:カーブにある電柱は、電線に横向きに引かれています。この力と、支線(地面にななめに張ったワイヤー)が電柱を引く力の合力が、電柱にそって下向きになるので、電柱は倒れません。
まちがえやすい
✕ 2力の間の角度を大きくすると、合力も大きくなる → ◯ 小さくなる
標準リングに3本の糸F1・F2・F3をつけて引き、リングを静止させました。F3は下向き6Nです。F1とF2の合力の大きさと向きを答えなさい。
3力のつり合いでは、F1とF2の合力が、F3と同じ大きさで反対向きになります。
答え:6N、上向き
標準大きさが同じ2力の間の角度が0°のとき、合力は12Nでした。(1)1つの力は何Nですか。(2)同じ2力の間の角度を180°にすると、合力は何Nですか。
0°は同じ向きなので、合力は2力の和です。180°は反対向きで同じ大きさなので、差は0です。
(1)12÷2=6(N) (2)6-6=0(N)
答え:(1)6N (2)0N
力の分解:分力の作図のしかた
📄 プリント9ページ
答え:1つの力を、同じはたらきをする2つ以上の力に分けることを力の分解、分けた力を分力といいます(合成の逆)。分力は、もとの力を対角線とする平行四辺形の2辺です。
荷物をななめ上に引く力には、床にそって動かすはたらきと、持ち上げるはたらきがあります。この2つが分力です。
分力の作図の手順
- 分ける2つの向きに、作用点Oから線をひく(分力の向きを先に決めるため)。
- もとの力Fの先から、それぞれの線に平行な破線をひく(Fを対角線とする平行四辺形をつくるため)。
- Oから交点まで矢印をひく。これが分力(平行四辺形の2辺が、分けた2つの力になるため)。
分ける向きは、問題で決められます。下の図は、重さ4Nのおもりを2本の糸でつるしたときに、おもりの重さとつり合う上向き4Nの力を、2本の糸の向きに分けたものです。分けた2つの力が、それぞれの糸が引く力です。分ける向きが変われば、分力も変わります。
まちがえやすい
✕ 分力の大きさの和は、もとの力と同じ → ◯ 角度があるときは、もとの力より大きい
作図方眼の1目もりを1Nとします。作用点Oから力F(右3・上5)がはたらくとき、Fを横向きとたて向きの分力に分け、それぞれの大きさを答えなさい。
Oから横とたてに線をひき、Fの先からそれぞれに平行な破線をひきます。Fの先が「右3・上5」の位置なので、横の分力は右へ3目もり、たての分力は上へ5目もりです。
答え:横向きの分力 3N、たて向きの分力 5N
斜面の上の物体にはたらく重力の分力
📄 プリント10ページ
答え:斜面の上の物体にはたらく重力は、斜面に平行な分力と斜面に垂直な分力に分けて考えます。垂直な分力は垂直抗力とつり合い、平行な分力が物体を斜面にそって下ろそうとします。
← 横にずらすと続きが見えます →
斜面の傾きを大きくしても、重力は変わりません。変わるのは分力で、平行な分力は大きく、垂直な分力は小さくなります。傾きが90°(かべのように垂直)になると、平行な分力は重力と同じ大きさ、垂直な分力は0です。斜面を下る物体の運動は、次の単元「運動の規則性」で学びます。
まちがえやすい
✕ 斜面の傾きを大きくすると、重力も大きくなる → ◯ 重力は変わらない(変わるのは分力)
標準図は、斜面の上の箱にはたらく4つの力ア〜エです。ア〜エは、重力、重力の2つの分力、垂直抗力のどれかです。イとウの2つの力を合成すると、ア〜エのどの力と同じになりますか。
真下に向くアが重力です。イとウは、重力アを2つの向きに分けた分力です。分解は合成の逆なので、イとウを2辺とする平行四辺形をかくと、その対角線がもとの重力アになります。
答え:ア(重力)
2本の糸でつるした物体:糸の角度と糸が引く力
📄 プリント10ページ
答え:同じおもりを2本の糸でつるすとき、2本の糸の間の角度が大きいほど、それぞれの糸が引く力は大きくなります。
← 横にずらすと続きが見えます →
- 2本の糸を平行(間の角度0°)にして左右対称につるすと、それぞれの糸は、おもりの重さの半分を引きます。
- 左右の糸の傾きがちがうときは、鉛直(真上の向き)に近い糸のほうが、引く力は大きくなります。
標準平行な(間の角度が0°の)2本の糸で、おもりを左右対称につるしたところ、1本の糸が引く力は3Nでした。おもりの重さは何Nですか。
平行な2本の糸は、おもりの重さを半分ずつ支えます。1本が3Nなので、おもりの重さはその2倍です。式:3×2=6(N)
答え:6N
理由カーブにある電柱は、電線に横向きに引かれています。それでも、地面にななめに張った支線(ワイヤー)があると、電柱は倒れません。それはなぜですか。
電線が引く力と支線が引く力を、1つの力(合力)にまとめて考えます。
答え:電線が電柱を引く力と、支線が電柱を引く力の合力が、電柱にそって下向きになるから。
✅ 一問一答で総チェック(19問)
問題を読んで、答えを頭の中で言ってからタップしましょう。答えが出ます。
-
2つ以上の力と同じはたらきをする1つの力を何というか?
答え:合力
-
角度をなす2力の合力を作図で求めるとき利用する図形は?
答え:平行四辺形
-
1つの力を、同じはたらきをする2つの力に分けたとき、その分けた力を何というか?
答え:分力
-
水中の物体には、水圧がどの方向からはたらくか?
答え:あらゆる向き(面に垂直に)
-
水中の物体にはたらく上向きの力を何というか?
答え:浮力
-
浮力の大きさが、物体が押しのけた水の重さに等しいという原理を何というか?
答え:アルキメデスの原理
-
一直線上・同じ向きの5Nと3Nの力の合力は?
答え:8N
-
空気中で4.0Nの物体を水中に沈めたところ、ばねばかりが2.5Nを示した。浮力の大きさは?
答え:1.5N
-
物体の密度が水の密度より大きい場合、その物体はどうなるか?
答え:沈む
-
物体を完全に水中に沈めたまま、さらに深く沈めていくと浮力の大きさはどうなるか?
答え:変わらない(一定)
-
斜面上の物体にはたらく重力を2つの分力に分解するとき、それぞれの分力の向きは?
答え:斜面に平行な分力と、斜面に垂直な分力
-
重力より浮力が大きいとき、物体はどうなるか?
答え:浮き上がる(水面に浮いて止まる)
-
水の密度はおよそ何g/cm³か?
答え:1g/cm³
-
水面からの深さと、水圧の大きさの関係は?
答え:深いほど大きい
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1つの力を、同じはたらきをする2つの力に分けることを何というか?(分けた後の力自体ではなく、その操作の名前)
答え:力の分解
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床の上の物体を、床がおし返す上向きの力を何というか?
答え:垂直抗力
-
同じ大きさの2力の間の角度を大きくすると、合力の大きさはどうなるか?
答え:小さくなる
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斜面の傾きを大きくすると、斜面に平行な分力はどうなるか?
答え:大きくなる
-
同じおもりを2本の糸でつるすとき、糸の間の角度を大きくすると、それぞれの糸が引く力はどうなるか?
答え:大きくなる
まとめ
水圧は深いほど大きく、あらゆる向きから面に垂直にはたらきます。浮力は上下の水圧の差で生じ、「空気中の値-水中の値」で求められ、水の中にある部分の体積で決まります(全部沈んだあとは深さに関係なく一定)。角度がある2力の合力は平行四辺形の対角線、分力はもとの力を対角線とする平行四辺形の2辺です。プリントの確認問題(66問)で、作図と計算を手を動かして練習してみてください。
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説明 1〜10ページ/確認問題 11〜14ページ/覚えることの一覧・まちがえやすいこと 15・16ページ/答えと解説 17〜19ページ

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