⏱ 30秒でわかる この単元の要点
- 動詞の後ろに2つ並べる形は4つ。動詞 + 人 + もの、call・name・make + A + B、want・tell・ask + 人 + to 〜、疑問詞 + to 〜
- 「人に ものを」は、動詞のすぐ後ろに人 → もの の順に並べる。人が代名詞のときは me・him・her・us・them の形
- 「人に もの を」は「もの + to / for + 人」に書きかえられる。to は give・show・tell・teach・send、for は buy・make・cook の後ろ
- call・name・make + A + B は A = B の関係。B は名前か形容詞で、副詞は使わない。look の後ろにも形容詞が来る
- want・tell・ask + 人 + to 〜 は「人に〜してほしい・〜するように」。how to 〜 などの疑問詞 + to 〜 は「もの」の場所に入る
つまずき注意:want・tell・ask の後ろの「人」のあとには to が要ります。また、buy・make・cook の書きかえには to ではなく for を使います。
中2英語の文型の拡張を、例文と例題で1つずつ確かめるページです。中1では動詞の後ろは1つでしたが、中2では「人に ものを」「A を B と呼ぶ」「人に〜してほしい」のように、動詞の後ろに2つ並べる文が使えるようになります。「英語は語順で意味が決まる」の合言葉で、to と for の使い分け、want・tell・ask + 人 + to 〜、how to 〜 まで解けるようになります。どの見出しも「答え → 例文 → 理由 → 例題」の順に書き、英文にはすべて和訳をつけています。紙に書いて練習したい人は、下の無料プリントを使ってください。
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説明 1〜8ページ/確認問題 9〜11ページ/単語の一覧 12ページ/答えと解説 13・14ページ。この記事の見出しごとに、対応するページを書いています。
動詞の後ろに2つ並ぶ文の全体像:語順で意味が決まる
📄 プリント1ページ
答え:動詞の後ろに2つ並べる形は4つあります。動詞 + 人 + もの(人に ものを〜する)、call・name・make + A + B(A を B と呼ぶ・A を B にする)、want・tell・ask + 人 + to 〜(人に〜してほしい・〜するように言う)、疑問詞 + to 〜(〜のしかた・何を〜すればよいか)です。
| 形 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| 動詞 + 人 + もの | 人に ものを〜する | My uncle sent me a postcard.(おじは私にはがきを送ってくれた。) |
| call・name・make + A + B | A を B と呼ぶ・A を B にする | My friends call me Kei.(友だちは私をケイと呼ぶ。) |
| want・tell・ask + 人 + to 〜 | 人に〜してほしい・〜するように言う | I want you to wait here.(私はあなたにここで待ってほしい。) |
| 疑問詞 + to 〜 | 〜のしかた・何を〜すればよいか | Do you know how to get to the station?(駅への行き方を知っていますか。) |
理由:中1で習った I sent a postcard.(私ははがきを送った。)は、動詞の後ろが1つで、だれに送ったのかは分かりません。「だれに」まで言いたいときは、動詞の後ろに「人」と「もの」を2つ並べて、I sent Mika a postcard.(私はミカにはがきを送った。)と言います。日本語は「ミカに」「はがきを」のように語の後ろの「に」「を」で役わりを示しますが、英語は並べる順で役わりを示します。そのため、2つの順をまちがえると意味がかわったり、通じなくなったりします。4つの形はどれも、動詞の後ろに2つ並ぶ点が同じです。合言葉は 「英語は語順で意味が決まる」 です。
まちがえやすい
✕ Mika showed a picture Ken. → ◯ Mika showed Ken a picture.(ミカはケンに写真を見せた。)「人」が先、「もの」が後
✕ My father told me wash the dishes. → ◯ My father told me to wash the dishes.(父は私に皿を洗うように言った。)「人」の後ろに to が要る
基本次の英文を日本語にしなさい。My aunt showed us a photo.
動詞 showed の後ろに、人(us)、もの(a photo)の順に並んでいます。
答え:おばは私たちに写真を見せてくれた。
標準次の英文は、ア 人に ものを イ A を B と呼ぶ・B にする ウ 人に〜してほしい・〜するように エ 疑問詞 + to 〜 のどの形ですか。記号で答えなさい。(1) Emma told me a funny story. (2) I asked my father to help me. (3) They named the baby Leo. (4) I don’t know what to cook tonight.
(1) は人(me)の後ろにもの(a funny story)、(2) は人(my father)の後ろに to 〜、(3) は the baby = Leo、(4) は what to cook です。
答え:(1) ア(エマは私におもしろい話をしてくれた。) (2) ウ(私は父に手伝うように頼んだ。) (3) イ(彼らは赤ちゃんをレオと名づけた。) (4) エ(今夜何を作ればよいか分からない。)
標準「おじは私たちにお土産をくれた。」を、gave を使って英語にしなさい。
動詞 gave の後ろに、人(us)、もの(a souvenir)の順に並べます。
答え:My uncle gave us a souvenir.
発展次の英文には、まちがいが1か所あります。正しい英文に書き直しなさい。Tom gave a toy his brother.
「人(his brother)」を先に、「もの(a toy)」を後に並べます。
答え:Tom gave his brother a toy.(トムは弟におもちゃをあげた。)
「人に もの を」を言う:動詞 + 人 + もの
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答え:「人に ものを〜する」は、動詞のすぐ後ろに人 → ものの順に並べて、主語 + 動詞 + 人 + ものと言います。人が代名詞のときは、me・him・her・us・them の形にします。助動詞が入っても、順は同じです。
この形は、文の組み立て(文型)の呼び方で SVOO ともいいます(S=主語、V=動詞、O=目的語。人ともの の2つが O)。呼び名より、人 → もの の順に並べることが大切です。
| 動詞 | 英文と訳 |
|---|---|
| send(送る) | My grandmother sends me fruit every month.(祖母は毎月私に果物を送ってくれる。) |
| teach(教える) | Mr. Sato teaches us science.(佐藤先生は私たちに理科を教えている。) |
| buy(買う) | My father bought me a new bag.(父は私に新しいかばんを買ってくれた。) |
| make(作る) | Hana made her brother lunch.(ハナは弟に昼ごはんを作ってあげた。) |
| 助動詞が入る | Can you show me the way to the post office?(郵便局への道を私に教えてくれますか。)/ I’ll make you some tea.(あなたにお茶を入れてあげよう。) |
理由:日本語の「ユキに プレゼントを あげた」と同じ順で、動詞の後ろに「人」「もの」と並べます。Hana made her brother lunch. では、her brother が「人」、lunch が「もの」です。人が I・he・she・we・they のとき、動詞の後ろでは形がかわります(I → me、he → him、she → her、we → us、they → them)。助動詞が入っても、動詞の後ろの順は同じです。Can you show me the way? では、助動詞 Can の後ろの動詞 show の後ろに、me、the way の順に並んでいます。合言葉は 「動詞のすぐ後ろは人、その後ろにもの」 です。
まちがえやすい
✕ Please show I your notebook. → ◯ Please show me your notebook.(私にあなたのノートを見せてください。)動詞の後ろの人は、I ではなく me の形
✕ Hana sent a card her friend. → ◯ Hana sent her friend a card.(ハナは友だちにカードを送った。)人が先、ものが後
基本( )に me・him・her・us・them のうち合う語を書きなさい。(1) Please send ( ) a message.(彼女に) (2) Can you show ( ) the way?(私に)
動詞の後ろの人は、「彼女に」なら her、「私に」なら me の形にします。
答え:(1) her(彼女にメッセージを送ってください。) (2) me(私に道を教えてくれますか。)
標準「祖母は私にマフラーを作ってくれた。」を、made を使って英語にしなさい。
動詞 made の後ろに、人(me)、もの(a scarf)の順に並べます。
答え:My grandmother made me a scarf.
標準次の英文を日本語にしなさい。Can you tell me the way to the library?
Can you 〜?(〜してくれますか)の後ろに、tell + 人(me)+ もの(the way to the library)が続いています。
答え:図書館への道を私に教えてくれますか。
発展次の英文には、まちがいが1か所あります。正しい英文に書き直しなさい。Mr. Sato teaches science us.
動詞のすぐ後ろに「人(us)」、その後ろに「もの(science)」を並べます。
答え:Mr. Sato teaches us science.(佐藤先生は私たちに理科を教えている。)
「もの を 人に」と書きかえる:to と for
📄 プリント3ページ
答え:「人に もの を」は、動詞 + もの + to / for + 人の形にも書きかえられます。人ともの の位置が入れかわります。to は give・show・tell・teach・send、for は buy・make・cook の後ろに使います。もの が it・them のときは、ふつうこの書きかえた形にします。
| 動詞 | 人 + もの | もの + to / for + 人 |
|---|---|---|
| send → to | My aunt sent me a box.(おばは私に箱を送ってくれた。) | My aunt sent a box to me. |
| cook → for | Dad cooked us dinner.(父は私たちに夕食を作ってくれた。) | Dad cooked dinner for us. |
| 使う語 | 動詞 | ヒント |
|---|---|---|
| to | give・show・tell・teach・send | 相手がいないとできない動作(渡す・見せる・教える・送る) |
| for | buy・make・cook | 1人でもできる動作(買う・作る・料理する) |
| もの が it・them のとき | 英文 |
|---|---|
| ◯ ふつうの形 | I showed them to Mika.(私はそれらをミカに見せた。) |
| △ まちがいではないが、ふつうは使わない | I showed Mika them. |
理由:「人に もの を」の形を、「もの」を先に言う形にすると、人を後ろに置くために to か for が必要になります。to は相手に向かう動作に使い、渡す・見せる・教える・送るは、相手がいないとできないので to です。for は相手のためにする動作に使い、買う・作る・料理するは、1人でもできるので for です。表にない動詞は、辞書や教科書の例文で確かめましょう。もの が it や them のときは、短い語を先に言う形が自然なので、もの + to / for + 人にします。
まちがえやすい
✕ Dad bought a watch to me. → ◯ Dad bought a watch for me.(父は私に時計を買ってくれた。)buy は1人でもできる動作なので for
✕ Mika sent a card for her aunt. → ◯ Mika sent a card to her aunt.(ミカはおばにカードを送った。)send は相手がいないとできない動作なので to
基本( )に to か for を書きなさい。(1) My aunt sent a box ( ) me. (2) Hana cooked pancakes ( ) her friends.
(1) の send は相手がいないとできない動作なので to、(2) の cook は1人でもできる動作なので for です。
答え:(1) to(おばは私に箱を送ってくれた。) (2) for(ハナは友だちにパンケーキを作ってあげた。)
標準次の文を、( ) の指示にしたがって書きかえなさい。(1) Ken showed Emma his photos.(to を使って) (2) My father made us a cake.(for を使って)
人ともの の位置を入れかえ、人の前に to / for を置きます。
答え:(1) Ken showed his photos to Emma.(ケンはエマに写真を見せた。) (2) My father made a cake for us.(父は私たちにケーキを作ってくれた。)
標準「私はそれを彼女に見せた。」を、showed を使って英語にしなさい。
「それ」は it なので、「もの + to + 人」の形にします。
答え:I showed it to her.
発展次の英文には、まちがいが1か所あります。正しい英文に書き直しなさい。My mother made a skirt to me.
make は1人でもできる動作なので、to ではなく for を使います。
答え:My mother made a skirt for me.(母は私にスカートを作ってくれた。)
「A を B と呼ぶ」「A を B にする」を言う:call・name・make
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答え:「A を B と呼ぶ・A を B にする」は、call / name / make + A + Bで言います。2つ目の B が1つ目の A の説明になっていて、A = Bの関係です。B にあたる語は、名前か様子を表す形容詞です。
この形は、文型の呼び方で SVOC ともいいます(A が O=目的語、B が C=補語。補語は、O がだれか・どんな様子かを説明する語)。呼び名より、A = B の関係になっていることが大切です。
| 動詞 | 英語と訳 | A = B |
|---|---|---|
| call | Our class calls the rabbit Snow.(私たちのクラスはそのウサギをスノーと呼ぶ。) | the rabbit = Snow |
| name | Mr. Ito named his dog Taro.(伊藤さんは犬をタロウと名づけた。) | his dog = Taro |
| make | The hot weather made us tired.(暑さは私たちを疲れさせた。) | us = tired |
| 英語 | 訳 | = の関係 |
|---|---|---|
| The soup looks delicious. | そのスープはおいしそうに見える。 | 主語(The soup)= delicious |
| The smell made us hungry. | そのにおいで、私たちはおなかがすいた。 | us = hungry |
理由:We call the rabbit.(私たちはそのウサギを呼ぶ。)だけでは、呼び名が分かりません。We call the rabbit Snow. と B を足すと、「ウサギ = スノー」という呼び名が分かります。make の B には、sad・happy のような形容詞を使い、sadly のような副詞は使いません。look は「〜に見える」のとき、すぐ後ろに形容詞が来ます(look at 〜 の「〜を見る」は別です)。look と make の違いは、「=」になる相手です。look は主語 = 形容詞、make は A = B です。呼び方をたずねるときは、What do you call this fruit in English?(この果物を英語で何と呼びますか。)のように、B にあたる what が文の頭に出ます。合言葉は 「2つ目が1つ目の説明(A = B)なら、『A を B に』の形」 です。
まちがえやすい
✕ The movie made us sleepily. → ◯ The movie made us sleepy.(その映画は私たちをねむくさせた。)B は副詞(sleepily)ではなく形容詞
✕ She looks happily. → ◯ She looks happy.(彼女はうれしそうに見える。)look の後ろは形容詞
基本次の英文を日本語にしなさい。They named their daughter Rina.
name + A(their daughter)+ B(Rina)で、「A を B と名づける」と訳します。
答え:彼らは娘をリナと名づけた。
標準( )に look か make の合う形を書きなさい。(1) そのケーキはおいしそうに見える。 The cake ( ) delicious. (2) その歌は私たちをうれしくした。 The song ( ) us happy.
(1) は「〜に見える」なので looks、(2) は「A を B にする」で、過去のことなので made です。
答え:(1) looks (2) made
標準「雨は道をぬらした。」を、made を使って英語にしなさい。
「道(the road)」を「ぬれた(wet)」状態にしたので、made + A + B の形です。B には形容詞 wet を使います。
答え:The rain made the road wet.
発展「この花は英語で何と呼びますか。」を、call を使って英語にしなさい。
B にあたる「何と」の what を文の頭に出し、do you call this flower の語順を続けます。
答え:What do you call this flower in English?
「人に〜してほしい」を言う:want・tell・ask + 人 + to 〜
📄 プリント5ページ
答え:「人に〜してほしい・〜するように言う・〜するように頼む」は、want / tell / ask + 人 + to + 動詞の原形で言います。to 〜 をするのは、すぐ前の「人」です。
| 形 | 英語と訳 |
|---|---|
| want + 人 + to 〜(人に〜してほしい) | My father wants me to study hard.(父は私に熱心に勉強してほしいと思っている。) |
| tell + 人 + to 〜(人に〜するように言う) | The guide told us to stay together.(ガイドは私たちに、いっしょにいるように言った。) |
| ask + 人 + to 〜(人に〜するように頼む) | Tom asked his sister to open the window.(トムは妹に窓を開けるように頼んだ。) |
Our teacher wants us to read this book.(先生は私たちにこの本を読んでほしいと思っている。)
Mika told Ken to close the door.(ミカはケンにドアを閉めるように言った。)
理由:I want to help.(私が手伝いたい。)では、手伝う人は「私」です。「あなたに手伝ってほしい」と言うときは、want の後ろに「人(you)」と「to 〜(to help me)」を並べて、I want you to help me. と1つの文で言います。このとき to help をするのは、すぐ前の you です。人が代名詞のときは、2ページで習った me・him・her・us・them の形を使います(Tom asked her to open the window.)。人の後ろの to を忘れないようにしましょう。合言葉は 「to 〜 をするのは、すぐ前の『人』」 です。
まちがえやすい
✕ The guide told us stay together. → ◯ The guide told us to stay together.(ガイドは私たちに、いっしょにいるように言った。)人の後ろに to が要る
✕ Tom asked she to open the window. → ◯ Tom asked her to open the window.(トムは彼女に窓を開けるように頼んだ。)人が代名詞のときは her の形
基本次の英文を日本語にしなさい。My mother wants me to clean my room.
wants + 人(me)+ to 〜(to clean my room)で、「人に〜してほしい」と訳します。
答え:母は私に自分の部屋をそうじしてほしいと思っている。
標準「私はケンに私を手伝うように頼んだ。」を、asked を使って英語にしなさい。
asked の後ろに、人(Ken)、to 〜(to help me)の順に並べます。
答え:I asked Ken to help me.
標準「父は私にもっと早く起きてほしいと思っている。」を、wants を使って英語にしなさい。
wants の後ろに、人(me)、to 〜(to get up earlier)の順に並べます。
答え:My father wants me to get up earlier.
発展次の英文には、まちがいが1か所あります。正しい英文に書き直しなさい。Tom wants she to join the club.
want の後ろの人は、she ではなく her の形にします。
答え:Tom wants her to join the club.(トムは彼女にクラブに入ってほしいと思っている。)
「〜のしかた」「何を〜すればよいか」を言う:疑問詞 + to 〜
📄 プリント6ページ
答え:how・what・where・when の後ろに to 〜 を続けると、「〜のしかた」「何を〜すればよいか」を表す1つのかたまりになります。このかたまりが、動詞の後ろの「もの」の場所に入ります。
| 形 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| how to 〜 | 〜のしかた | how to swim(泳ぎ方) |
| what to 〜 | 何を〜すればよいか | what to wear(何を着ればよいか) |
| where to 〜 | どこで(へ)〜すればよいか | where to put(どこに置けばよいか) |
| when to 〜 | いつ〜すればよいか | when to start(いつ始めればよいか) |
Mika knows how to bake a cake.(ミカはケーキの焼き方を知っている。)
I can’t decide what to wear.(私は何を着ればよいか決められない。)
Yuki showed me how to use this machine.(ユキは私にこの機械の使い方を見せてくれた。)
理由:how to swim や where to put は、1語の名詞のかわりに、動詞の後ろの「もの」の場所に入るかたまりです。tell / show / teach + 人 + 疑問詞 + to 〜 は、疑問詞 + to 〜 のかたまりが「もの」にあたるので、2ページの「人に もの を」の形です。どこへ行くか・いつかのような情報を伝えるなら tell、やり方や教科を教えるなら teach がよく使われます。たとえば Please tell us when to start.(いつ始めればよいか私たちに教えてください。)、Ken taught me how to play this game.(ケンは私にこのゲームのしかたを教えてくれた。)のように使います。合言葉は 「疑問詞 + to 〜 は、『もの』の場所に入る」 です。
まちがえやすい
✕ I don’t know how swim. → ◯ I don’t know how to swim.(私は泳ぎ方を知らない。)how の後ろに to が要る
✕ Please tell me to where go. → ◯ Please tell me where to go.(どこへ行けばよいか私に教えてください。)疑問詞が先、to が後
基本( )に2語を書きなさい。「私は次にどこへ行けばよいか分からない。」 I don’t know ( ) ( ) go next.
「どこへ〜すればよいか」は where to 〜 です。
答え:where to
標準「ケンは私にこのゲームのしかたを教えてくれた。」を、taught を使って英語にしなさい。
taught の後ろに、人(me)、「このゲームのしかた」にあたる how to play this game を並べます。
答え:Ken taught me how to play this game.
標準次の英文を日本語にしなさい。Emma can’t decide what to read.
what to read は「何を読めばよいか」です。
答え:エマは何を読めばよいか決められない。
発展「ユキは私に、いつ出発すればよいか教えてくれた。」を、told を使って英語にしなさい。
told の後ろに、人(me)、「いつ出発すればよいか」にあたる when to leave を並べます。
答え:Yuki told me when to leave.
見分け方:動詞の後ろの2つの関係と、英文の作り方・読み方
📄 プリント7ページ
答え:動詞の後ろの2つの関係を見ます。2つ目が別のもの(≠)なら「人に ものを〜する」、2つ目が1つ目の説明(=)なら「A を B と呼ぶ・B にする」、人 + to 〜なら「人に〜してほしい・〜するように」です。
| 形 | 英文 | 訳 | 関係 |
|---|---|---|---|
| 人に もの を | My mother made me a sweater. | 母は私にセーターを作ってくれた。 | me(私)≠ a sweater(セーター) |
| A を B に | The sweater made me warm. | そのセーターは私を暖かくした。 | me(私)= warm(暖かい) |
| 動詞の後ろの2つ | 見分け方 | 訳し方 |
|---|---|---|
| 人 + もの | 2つ目は別のもの(≠) | 人に ものを〜する |
| A + B | 2つ目が1つ目の説明(=) | A を B と呼ぶ・B にする |
| 人 + to 〜 | to 〜 をするのは人 | 人に〜してほしい・〜するように |
理由:同じ made でも、後ろの2つの関係で形がちがいます。My mother made me a sweater. では、me と a sweater は別のものなので、「人に ものを作る」です。The sweater made me warm. では、me と warm が「=」になるので、「私を暖かくした」です。日本語 → 英語は、次の順に作ります。(1) 動詞を決める(過去の文かどうかも決める)。(2) 動詞の後ろに何が2つ並ぶか決める(人・もの / A・B / 人・to 〜)。人が代名詞なら me・him・her・us・them の形にする。(3) 「もの」を先に言うなら、to か for をつけて人を後ろに置く。英語 → 日本語は、動詞の後ろの2つを見つけ、2つ目が1つ目の説明(A = B)なら「A を B と・B に」、ちがえば「人に ものを」、人 + to 〜 なら「人に〜してほしい・〜するように」と訳し、日本語の順に直します。
まちがえやすい
✕ Ken told to me wait. → ◯ Ken told me to wait.(ケンは私に待つように言った。)tell の後ろは「人」が先、その後ろに to 〜
✕ The sweater made me a warm. → ◯ The sweater made me warm.(そのセーターは私を暖かくした。)B にあたる形容詞に a はつけない
基本次の英文は、ア 人に ものを イ A を B にする ウ 人に〜してほしい のどの形ですか。記号で答えなさい。(1) My sister made me a salad. (2) The salad made me full. (3) My sister wanted me to eat it.
(1) は me ≠ a salad、(2) は me = full、(3) は人(me)+ to 〜 です。
答え:(1) ア(姉は私にサラダを作ってくれた。) (2) イ(そのサラダで私はおなかがいっぱいになった。) (3) ウ(姉は私にそれを食べてほしいと思っていた。)
標準次の英文を日本語にしなさい。Mr. Kato asked us to open our books.
asked + 人(us)+ to 〜(to open our books)で、「人に〜するように頼む」と訳します。
答え:加藤先生は私たちに本を開くように頼んだ。
標準「その映画は私たちを悲しくした。」を、made を使って英語にしなさい。
「私たち」を「悲しい」状態にしたので、made + A(us)+ B(sad)の形です。
答え:The movie made us sad.
発展「ミカは私にお茶を入れてくれた。」を、made を使って、「人 + もの」の形と「もの + for + 人」の形の2通りで英語にしなさい。
make は1人でもできる動作なので、書きかえには for を使います。
答え:Mika made me some tea./ Mika made some tea for me.
長文で確かめる:動詞の後ろに2つ並ぶ形が1つの話の中に
📄 プリント8ページ
答え:長文でも、動詞の後ろの2つの関係を見れば、どの形かが分かります。2つ目が別のもの(≠)なら「人に ものを」、1つ目の説明(=)なら「A を B に」、人 + to 〜 なら「人に〜してほしい・〜するように」です。
調理の日の話です。①〜⑧の動詞の後ろの2つが、それぞれどの形かを考えながら読み、下の表で確かめてください。
Last week, our class had a cooking day. ①Our teacher, Ms. Sato, gave each group a recipe card. ②She taught us how to cut vegetables. ③She told us to wash our hands first. ④We made a big soup and called it the rainbow soup. ⑤The soup looked colorful. ⑥Ken cooked a special dish for his group. ⑦Everyone wanted Ken to share the recipe. ⑧The day made us very happy.
訳:先週、私たちのクラスは調理の日がありました。担任のサトウ先生は、各グループにレシピカードを渡しました。先生は私たちに野菜の切り方を教えてくれました。先生は私たちに、まず手を洗うように言いました。私たちは大きなスープを作って、それを「にじ色スープ」と呼びました。そのスープはカラフルに見えました。ケンは自分のグループのために特別な料理を作りました。みんなはケンにレシピを教えてほしいと思いました。その日は私たちをとても幸せにしました。
| 動詞 | 1つ目 | 2つ目 | どの形か |
|---|---|---|---|
| ① gave | each group | a recipe card | 人に ものを(each group ≠ a recipe card) |
| ② taught | us | how to cut vegetables | 人に ものを(ものの場所に how to 〜) |
| ③ told | us | to wash our hands first | 人に〜するように言う |
| ④ called | it | the rainbow soup | A を B と呼ぶ(it = the rainbow soup) |
| ⑤ looked | ― | colorful | look + 形容詞(The soup = colorful) |
| ⑥ cooked | a special dish | for his group | もの + for + 人(人に ものを の書きかえ) |
| ⑦ wanted | Ken | to share the recipe | 人に〜してほしい |
| ⑧ made | us | very happy | A を B にする(us = very happy) |
理由:①と⑧はどちらも動詞の後ろに「人」が来ていますが、①は 2つ目の a recipe card が別のもの、⑧は 2つ目の very happy が1つ目の us の説明(us = very happy)なので、形がちがいます。⑥は「もの」を先に言ったので、人を後ろに置くために for がついています(cook は for)。同じ「人」のあとでも、2つ目が to 〜 なら「〜してほしい・〜するように」の形です。動詞の後ろの2つを見つけて、その関係から形を決めましょう。
まちがえやすい
✕ The day made us very happily. → ◯ The day made us very happy.(その日は私たちをとても幸せにした。)B は副詞ではなく形容詞
基本上の話の① gave の後ろの2つ(each group と a recipe card)は、どんな関係ですか。
each group(グループ)と a recipe card(レシピカード)は別のものです。
答え:別のもの(≠)で、「人に ものを」の形
標準上の話の④ We made a big soup and called it the rainbow soup. の it は、何を指していますか。
call + A + B の A にあたる it は、B(the rainbow soup)と = の関係です。
答え:a big soup(作った大きなスープ)
標準上の話の⑥ Ken cooked a special dish for his group. を、「人 + もの」の形に書きかえなさい。
for + 人 を動詞のすぐ後ろに出し、その後ろにものを置きます。for は取ります。
答え:Ken cooked his group a special dish.(ケンは自分のグループに特別な料理を作ってあげた。)
発展上の話の③ She told us to wash our hands first. を、tell のかわりに ask を使って、「手を洗うように頼んだ」という文に書きかえなさい。
形は ask + 人 + to 〜 で、動詞だけを変えます。過去の文なので asked です。
答え:She asked us to wash our hands first.(先生は私たちに、まず手を洗うように頼んだ。)
✅ 一問一答で総チェック(20問)
問題を読んで、答えを頭の中で言ってからタップしましょう。答えが出ます。
-
「ユキにプレゼントをあげた」のように、『だれに』『何を』を言う英語の文は、動詞の後ろにどんな順で並べますか。
答え:人 → もの
-
動詞の後ろに置く代名詞で、I は何の形になりますか。
答え:me
-
動詞の後ろに置く代名詞で、they は何の形になりますか。
答え:them
-
buy・make・cook の後ろに使う、「〜のために」にあたる語は何ですか。
答え:for
-
give・show・tell・teach・send の後ろに使う語は何ですか。
答え:to
-
「それを彼女に見せた」のように、『それ』にあたる語が it や them のときは、ふつうどんな形にしますか。
答え:もの + to / for + 人
-
call・name・make + A + B で、A と B はどんな関係ですか。
答え:A = B
-
The movie made us sleepy. の sleepy のように、様子を表す B には、副詞ではなくどんな種類の語を使いますか。
答え:形容詞
-
look は「〜に見える」のとき、すぐ後ろにふつうどんな語が来ますか。
答え:形容詞
-
What do you call this fruit in English? を日本語にしなさい。
答え:この果物を英語で何と呼びますか
-
「人に〜してほしい」と言うとき、want の後ろに相手を置いたら、その後ろに続ける形は何ですか。
答え:to + 動詞の原形
-
My father wants me to study hard. を日本語にしなさい。
答え:父は私に熱心に勉強してほしいと思っている
-
how to 〜 は、日本語でどんな意味ですか。
答え:〜のしかた
-
what to 〜 は、日本語でどんな意味ですか。
答え:何を〜すればよいか
-
Ken taught me how to play this game. を日本語にしなさい。
答え:ケンは私にこのゲームのしかたを教えてくれた
-
どこへ行くか・いつかのような情報を伝えるなら tell ですが、やり方や教科を教えるときによく使う動詞は何ですか。
答え:teach
-
The hot weather made us tired. を日本語にしなさい。
答え:暑さは私たちを疲れさせた
-
Our teacher wants us to read this book. を日本語にしなさい。
答え:先生は私たちにこの本を読んでほしいと思っている
-
Mr. Sato teaches us science. を日本語にしなさい。
答え:佐藤先生は私たちに理科を教えている
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My mother made me a sweater. を日本語にしなさい。
答え:母は私にセーターを作ってくれた
まとめ
動詞の後ろに2つ並べる形は、「人に ものを〜する」(動詞 + 人 + もの)、「A を B と呼ぶ・B にする」(call・name・make + A + B)、「人に〜してほしい」(want・tell・ask + 人 + to 〜)、「〜のしかた」(疑問詞 + to 〜)の4つです。「人に もの を」は、「もの + to / for + 人」にも書きかえられ、to は give・show・tell・teach・send、for は buy・make・cook の後ろに使います。2つ目が別のもの(≠)か、1つ目の説明(=)かで、同じ make でも形がかわります。人が代名詞のときは、me・him・her・us・them の形にします。プリントの確認問題で、英文を作る練習を手を動かしてしてみてください。

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