⏱ 30秒でわかる この単元の要点
- 助動詞の後ろの動詞は原形(s も ed もつけない)。否定は助動詞のすぐ後ろに not、疑問文は助動詞を主語の前に出す
- will=その場で決めたこと・予想、be going to=前から決めていた予定(be は主語で am・is・are に変わる)
- must=話す人が必要だと思う、have to=決まり・事情。must には過去・未来の形が無く、had to・will have to で言う
- must not=禁止(〜してはいけない)、don’t have to=不要(〜しなくてよい)。he / she など1人は doesn’t have to
- should=軽い助言(〜したほうがよい)、may=許可・推量。日本語の終わり方で助動詞を決める
つまずき注意:must not は禁止、don’t have to は不要。形がにているが、意味は大きくちがう。
中2英語「助動詞のまとめ」を、例文と例題で1つずつ確かめるページです。will・be going to・must・have to・should・may は、「日本語の終わり方で助動詞を決める」と「助動詞の後ろは原形」の2つがそろえば、使い分けられます。中でも、must not(禁止)と don’t have to(不要)は、形がにていて意味が大きくちがうので、5つ目の見出しで確かめます。どの見出しも「答え → 例文 → 理由 → 例題」の順に書き、英文にはすべて和訳をつけています。紙に書いて練習したい人は、下の無料プリントを使ってください。
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説明 1〜8ページ/確認問題 9〜11ページ/単語の一覧 12ページ/答えと解説 13・14ページ。この記事の見出しごとに、対応するページを書いています。
助動詞の全体像:動詞の前に置いて気持ちを加える
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答え:助動詞は、動詞の前に置いて気持ちを加える語です。形は 主語 + 助動詞 + 動詞の原形 で、助動詞の後ろの動詞には s も ed もつけません。
| 英文 | 意味 | 気持ち |
|---|---|---|
| You clean your room. | そうじする。 | ただの事実 |
| You should clean your room. | そうじしたほうがよい。 | 助言 |
| You will clean your room. | そうじするだろう。 | 予想 |
| You may clean your room. | そうじしてもよい。 | 許可 |
| You must clean your room. | そうじしなければならない。 | 必要 |
| You don’t have to clean your room. | そうじしなくてよい。 | 不要 |
理由:同じ動詞 clean(そうじする)でも、前につける語で言いたいことがかわります。will・must・should・may は、中1で習った can と形が同じです。つまり、否定は助動詞のすぐ後ろに not を入れ、疑問文は助動詞を主語の前に出します。be going to と have to は少し形がちがいます(3・4ページ)。
| 意味 | 例文 | 和訳 |
|---|---|---|
| これからのこと(〜するだろう・〜するつもりだ) | I am going to visit Nara next Sunday. | 今度の日曜日に奈良を訪ねるつもりだ。 |
| 〜しなければならない(must・have to) | We have to wear a uniform at school. | 学校では制服を着なければならない。 |
| 〜したほうがよい(should) | You should see a doctor. | 医者にみてもらったほうがよい。 |
| 〜してもよい・〜かもしれない(may) | You may go home now. / It may rain this afternoon. | もう帰ってもよい。/午後は雨が降るかもしれない。 |
合言葉は 「助動詞の後ろは原形。s も ed もつけない」 です。
まちがえやすい
✕ She will visits Nara. → ◯ She will visit Nara.(彼女は奈良を訪ねるでしょう。)助動詞の後ろの動詞は原形
基本次のうち、正しい文はどちらですか。ア He must goes home. イ He must go home.
must は助動詞なので、後ろの動詞は原形です。主語が he でも、goes にはしません。
答え:イ(He must go home. 彼は家に帰らなければならない。)
標準( )に should・may・will のうち正しい語を書きなさい。「あなたは手を洗ったほうがよい。」You ( ) wash your hands.
「〜したほうがよい」は助言を表す語です。
答え:should(You should wash your hands.)
「〜するだろう」「〜するつもりだ」を言う:will
📄 プリント2ページ
答え:これからのことは、動詞の前に will を置いて言います(主語 + will + 動詞の原形)。主語が he / she でも will のままです。否定文は will not(won’t)、疑問文は Will を主語の前に出します。
| 英文 | 意味 | 説明 |
|---|---|---|
| Ken plays tennis on Sundays. | ケンは日曜日にテニスをする。 | ふだんのこと(現在形) |
| Ken will play tennis tomorrow. | ケンは明日テニスをするだろう。 | これからのこと |
| It will be cold tonight. | 今夜は寒くなるでしょう。 | 予想 |
| The phone is ringing. I will answer it. | 電話が鳴っている。私が出るよ。 | その場で決めたこと |
| I will not (won’t) tell him. | 私は彼に言わないつもりだ。 | 否定文 |
| Will Ken play tennis tomorrow? — Yes, he will. / No, he won’t. | ケンは明日テニスをするでしょうか。― はい、するでしょう。/いいえ、しないでしょう。 | 疑問文と答え方 |
| What will you do this weekend? | 今週末は何をするつもりですか。 | 疑問詞のある疑問文 |
理由:ふつうの文(現在形)は、ふだんのことや今の事実を言います。これからのことを言うときだけ、動詞の前に will を置きます。未来を表す語には、tomorrow(明日)・next week(来週)・this weekend(今週末)・someday(いつか)・in the future(将来)などがあります。will not の短縮形は won’t、I will は I’ll と書くこともあります。
まちがえやすい
✕ It wills rain. → ◯ It will rain tomorrow.(明日は雨が降るでしょう。)will に s はつかない
基本( )に入る語を書きなさい。「ケンは明日、サッカーをするだろう。」Ken ( ) play soccer tomorrow.
tomorrow(明日)があるので、これからのことです。
答え:will(Ken will play soccer tomorrow.)
標準won’t を使って否定文に書きかえなさい。She will visit her aunt tomorrow.
will の代わりに won’t を置きます。後ろの動詞は原形のままです。
答え:She won’t visit her aunt tomorrow.(彼女は明日、おばを訪ねないだろう。)
標準疑問文に書きかえなさい。They will come to the party.
Will を文の最初に出します。
答え:Will they come to the party?(彼らはパーティーに来るでしょうか。)
前から決めていた予定を言う:be going to
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答え:前から決めていた予定は、主語 + be(am・is・are)going to + 動詞の原形 で言います。be は主語で決まり、going to の後ろは will と同じく原形です。ふつうは、will は「その場で決めたこと・予想」、be going to は「前から決めていた予定」に使います。
| 英文 | 意味 | 説明 |
|---|---|---|
| We are going to clean the park on Saturday. | 私たちは土曜日に公園をそうじする予定だ。 | 前から決めていた予定 |
| Tom is not (isn’t) going to come today. | トムは今日、来る予定ではない。 | 否定文 |
| Are you going to practice the guitar tonight? — Yes, I am. / No, I’m not. | 今夜ギターを練習するつもりですか。― はい。/いいえ。 | 疑問文と答え方 |
| It will be sunny tomorrow. | 明日は晴れるでしょう。 | will:その場で決めたこと・予想 |
| Look at the sky. It is going to rain. | 空を見て。雨が降りそうだ。 | be going to:今の様子から分かること |
理由:be は主語で決まります。I → am、he / she / it → is、you / we / they → are です。これは「ふつうは」の目安で、テストの書きかえでは、どちらも「〜するつもりだ・〜するだろう」として同じ意味に扱うことが多いです。合言葉は 「will の後ろも going to の後ろも原形」 です。
まちがえやすい
✕ I will going to see him. → ◯ I am going to see him. または I will see him.(will と going to は重ねない)
✕ She is going to cooked dinner. → ◯ She is going to cook dinner.(彼女は夕食を作る予定だ。)
基本( )に am・is・are のうち正しい語を書きなさい。My sister ( ) going to study tonight.
主語は My sister(she にあたる1人)です。
答え:is(姉は今夜、勉強する予定だ。)
標準be going to を使って英語にしなさい。「私は明日、友だちに会うつもりだ。」
主語が I なので be は am です。going to の後ろは原形の see にします。
答え:I am going to see my friend tomorrow.(I’m going to see my friend tomorrow. も可)
発展Are they going to play soccer today? に、No で答える英文を書きなさい。
Are で聞かれているので、答えも are を使います。they は、答えでも they のままです。
答え:No, they aren’t.(いいえ、その予定ではありません。)(No, they’re not. も可)
「〜しなければならない」を言う:must と have to
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答え:「〜しなければならない」は must か have to で言います。ふつうの文では、どちらも同じ意味で使われることが多いです。have to は主語や時で形がかわり(has to・had to・will have to)、must には過去の形も未来の形もありません。
| 英文 | 意味 | 説明 |
|---|---|---|
| You must finish your homework today. | 今日、宿題を終えなければならない。 | must:話す人が「必要だ」と思う気持ち |
| We have to wear a uniform at school. | 学校では制服を着なければならない。 | have to:決まり・事情 |
| She has to go now. | 彼女は今、行かなければならない。 | 主語が she など1人 → has to |
| We had to go there yesterday. | 私たちは昨日、そこへ行かなければならなかった。 | 過去 → had to |
| You will have to practice every day. | あなたは毎日練習しなければならないでしょう。 | 未来 → will have to |
| Do I have to wear a hat? — Yes, you do. / No, you don’t. | 私は帽子をかぶらなければなりませんか。― はい、そうです。/いいえ、その必要はありません。 | 疑問文と答え方 |
| Did you have to wait? — Yes, I did. / No, I didn’t. | あなたは待たなければなりませんでしたか。― はい。/いいえ。 | 過去の疑問文 |
理由:must は一つの形しかないので、過去は had to、未来は will have to で言います。have to の疑問文は、ふつうの動詞の文と同じように Do / Did を使います(主語が he / she のときは Does)。形は 主語 + must + 原形、主語 + have(has)to + 原形 です。
まちがえやすい
✕ She have to take care of her dog. → ◯ She has to take care of her dog.(彼女は自分の犬の世話をしなければならない。)
✕ He musted leave early. → ◯ He had to leave early.(彼は早く出発しなければならなかった。)
基本( )に入る語を書きなさい。「彼は今、行かなければならない。」He ( ) to go now.
主語が he で1人、今のことなので、have to が has to になります。
答え:has(He has to go now.)
標準( )に入る語を書きなさい。「私たちは昨日、早く起きなければならなかった。」We ( ) to get up early yesterday.
yesterday(昨日)があるので過去です。must には過去の形が無いので、have to の過去形を使います。
答え:had(We had to get up early yesterday.)
標準「あなたは明日、働かなければなりませんか。」という意味になるように、( )内の語を並べかえなさい。( you / to / do / work / have ) tomorrow?
have to の疑問文は、Do を文の最初に置きます。
答え:Do you have to work tomorrow?(あなたは明日、働かなければなりませんか。)
発展「私は来週、ここに来なければならないでしょう。」を英語にしなさい。
未来の「〜しなければならない」は、must では言えません。will have to を使います。
答え:I will have to come here next week.
「〜してはいけない」と「〜しなくてよい」:must not と don’t have to
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答え:must not は禁止(〜してはいけない)、don’t have to は不要(〜しなくてよい)です。「〜しなければならない」を否定にするとき、must と have to では意味が大きくかわります。主語が he・she など1人のときは doesn’t have to です。
| 英文 | 意味 | 説明 |
|---|---|---|
| You must not run here. | ここで走ってはいけません。 | 走ることを禁止している |
| You don’t have to run here. | ここで走らなくてよいです。 | 走る必要がない |
| You must not eat in the library. | 図書館の中で食べてはいけません。 | 禁止 |
| My brother doesn’t have to go to school today. | 弟は今日、学校へ行かなくてよい。 | 不要(主語が1人 → doesn’t) |
| The students don’t have to wear a tie. | 生徒たちはネクタイをしなくてよい。 | 不要 |
| You must not use your phone in class. | 授業中に電話を使ってはいけません。 | 禁止 |
| You don’t have to hurry. | 急がなくてよいです。 | 不要 |
「〜しなければならないの?」への答え方:Must I wear a hat?(私は帽子をかぶらなければなりませんか。)には、Yes, you must.(はい、かぶらなければなりません。)/No, you don’t have to.(いいえ、その必要はありません。)と答えます。
理由:No, you must not. と答えると、「いいえ、かぶってはいけません」という禁止の意味になってしまいます。「〜しなければならない?」に「いいえ」と答えるときは、ふつう don’t have to を使います。合言葉は 「must not は禁止、don’t have to は不要」 です。
まちがえやすい
✕ Must I wear a hat? — No, you must not. → ◯ No, you don’t have to.(その必要はありません)
✕ My brother don’t have to go to school today. → ◯ My brother doesn’t have to go to school today.
基本次のうち、「今日、傘を持って行かなくてよい。」にあたる英文はどちらですか。ア You must not bring an umbrella today. イ You don’t have to bring an umbrella today.
「〜しなくてよい」は不要です。アは「持って行ってはいけない」という禁止の意味です。
答え:イ(今日、傘を持って行かなくてよい。)
標準( )に入る語を書きなさい。「私の姉は今日、働かなくてよい。」My sister ( ) have to work today.
My sister は1人なので、don’t ではなく doesn’t を使います。
答え:doesn’t(My sister doesn’t have to work today.)
発展Must I clean the room? に、「いいえ、その必要はありません」と答える英文を書きなさい。
「必要がない」は不要なので、must not ではなく don’t have to を使います。
答え:No, you don’t have to.
「〜したほうがよい」「〜してもよい」「〜かもしれない」:should と may
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答え:should は「〜したほうがよい」(軽い助言)、may は「〜してもよい」(許可)と「〜かもしれない」(推量)を表します。形は 主語 + should / may + 動詞の原形 で、疑問文は Should I 〜? ・May I 〜? です。
| 英文 | 意味 | 説明 |
|---|---|---|
| You should see a doctor. | 医者にみてもらったほうがよい。 | should:助言 |
| Should I bring my umbrella? | 私は傘を持って行ったほうがよいですか。 | should の疑問文 |
| You should not stay up late. | 夜ふかしはしないほうがよい。 | should の否定文 |
| May I borrow your eraser? — Sure. / Of course. / I’m sorry, but I need it now. | 消しゴムを借りてもいいですか。― どうぞ。/もちろん。/すみませんが、今使います。 | may:許可を求める |
| You may go home now. | もう帰ってもいいですよ。 | may:許可 |
| It may rain this afternoon. | 今日の午後は雨が降るかもしれない。 | may:推量 |
| He may be at home. | 彼は家にいるかもしれない。 | may:推量 |
理由:should は「こうしたほうがいいよ」という軽いアドバイスで、must ほど強くありません。「〜すべきだ」と、やや強く訳すこともあります。ふつうの文の may は「〜してもよい(許可)」と「〜かもしれない(推量)」の両方に使い、場面で見分けます。May I 〜? は許可を求めるほか、「〜しましょうか」と申し出るときにも使います(7ページ)。
まちがえやすい
✕ She should sees a doctor. → ◯ She should see a doctor.(彼女は医者にみてもらったほうがよい。)
✕ should は must と同じくらい強い命令 → ◯ should は軽いアドバイスで、must ほど強くない
基本( )に入る語を書きなさい。「あなたはもっと水を飲んだほうがよい。」You ( ) drink more water.
「〜したほうがよい」という軽い助言を表す語です。
答え:should(You should drink more water.)
標準( )に入る語を書きなさい。「ここに座ってもいいですよ。」You ( ) sit here.
「〜してもよい」という許可を表す語です。
答え:may(You may sit here.)
標準次の英文を日本語にしなさい。He may be tired.
この may は、許可ではなく推量(〜かもしれない)です。
答え:彼は疲れているかもしれない。
発展「窓を開けてもいいですか。」という意味になるように、( )内の語句を並べかえなさい。( I / open / May / the window )?
許可を求めるときは、May I 〜? の形です。
答え:May I open the window?(窓を開けてもいいですか。)
日本語の終わり方で助動詞を決める
📄 プリント7ページ
答え:日本語から英語を作るときは、日本語の終わり方で助動詞を決め、主語と時で形を決め、後ろは動詞の原形にします。
| 日本語の終わり方 | 英語 |
|---|---|
| 〜するだろう・〜するつもりだ | will / be going to |
| 〜しなければならない | must / have to |
| 〜してはいけない | must not |
| 〜しなくてよい | don’t have to |
| 〜したほうがよい | should |
| 〜してもよい・〜かもしれない | may |
頼む・許可をもらう言い方:するのが自分か相手かで、主語を決めます。
| 英文 | 意味 | 説明 |
|---|---|---|
| May I help you? / Can I help you? | お手伝いしましょうか。 | するのは自分なので主語は I(〜しましょうか・〜してもいいですか) |
| Will you carry this bag? / Can you carry this bag? | このかばんを運んでくれませんか。 | するのは相手なので主語は you(〜してくれませんか) |
理由(鉄則):「私たちは昨日、宿題をたくさんしなければならなかった。」なら、(1) 日本語の終わり方 → 「しなければならない」なので have to、(2) 主語と時 → We(複数)で昨日(過去)なので had to、(3) 後ろは動詞の原形 → do a lot of homework。まとめると、We had to do a lot of homework yesterday. です。
まちがえやすい
✕ We must do a lot of homework yesterday. → ◯ We had to do a lot of homework yesterday.(私たちは昨日、宿題をたくさんしなければならなかった。)must には過去の形がない
基本「〜してはいけない」(禁止)にあたるのは、must not と don’t have to のどちらですか。
禁止は must not、不要は don’t have to です。
答え:must not
標準「彼は今日、早く起きなければならない。」を、has to を使って英語にしなさい。
主語が he で今のことなので、has to を使い、後ろは原形の get up にします。
答え:He has to get up early today.(He must get up early today. も可)
標準「窓を開けてくれませんか。」を、Will を使って英語にしなさい。
してくれるのは相手なので、主語は you です。
答え:Will you open the window?(Can you open the window? も可)
発展「私たちは明日、学校へ行かなくてよい。」を英語にしなさい。
「〜しなくてよい」は不要なので don’t have to です。主語が We なので don’t を使います。
答え:We don’t have to go to school tomorrow.
長文で確かめる:助動詞が1つの話の中に
📄 プリント8ページ
答え:文章の中でも、助動詞は書き手の気持ちを加え、そのすぐ後ろの動詞はすべて原形です。形がにている don’t have to(不要)と must not(禁止)は、意味で見分けます。
エマとケンの話です。①〜⑧の助動詞が、それぞれどんな気持ちを加えているかを考えながら読みましょう。
Emma ①is going to visit Nara with her family tomorrow. Ken wants to go with her, but he ②has to practice the piano for the school concert. “You ③should take a short break after the practice,” Emma says on the phone. “Thank you. I ④will call you tonight,” Ken says. “You ⑤don’t have to call me,” she says. “Just practice hard. It ⑥may rain in Nara tomorrow. My father says we ⑦must not forget our umbrellas. I ⑧will show you my pictures on Monday.”
(訳)エマは明日、家族と奈良を訪ねる予定です。ケンも彼女と行きたいのですが、学校のコンサートのためにピアノを練習しなければなりません。「練習のあとは、少し休んだほうがいいよ」とエマは電話で言います。「ありがとう。今夜、電話するね」とケンは言います。「電話しなくていいよ」と彼女は言います。「がんばって練習してね。明日、奈良は雨が降るかもしれないの。お父さんは、傘を忘れてはいけないって言ってる。月曜日に私の写真を見せるね」
| 助動詞 | 文の中でしていること | 意味 |
|---|---|---|
| ① is going to | 前から決まっている予定 | 〜するつもりだ |
| ② has to | コンサートがあるという事情 | 〜しなければならない |
| ③ should | 軽いアドバイス | 〜したほうがよい |
| ④ will | その場で決めたこと | 〜するよ |
| ⑤ don’t have to | 電話する必要がない | 〜しなくてよい(不要) |
| ⑥ may | 雨が降るか分からない予想 | 〜かもしれない |
| ⑦ must not | 忘れることを禁止している | 〜してはいけない |
| ⑧ will | 月曜日にするというこれからのこと | 〜するよ |
助動詞のすぐ後ろは、visit・practice・take・call・rain・forget・show のように、すべて動詞の原形です。①の be going to も、④⑧の will も同じです。
まちがえやすい
✕ ⑤ don’t have to と ⑦ must not を、どちらも「〜してはいけない」と読む → ◯ ⑤は「不要(〜しなくてよい)」、⑦は「禁止(〜してはいけない)」
基本⑤の You don’t have to call me. は、どんな意味ですか。
don’t have to は、「必要がない」という不要を表します。
答え:電話しなくてよい(電話する必要がない)という意味。
発展⑤の don’t have to と⑦の must not は、形がにています。2つの意味のちがいを書きなさい。
「必要がない」と「禁止している」の2つを入れて書きます。
答え:⑤は「しなくてよい」という不要、⑦は「してはいけない」という禁止である。
✅ 一問一答で総チェック(20問)
問題を読んで、答えを頭の中で言ってからタップしましょう。答えが出ます。
-
will・must・should・may などの助動詞の後ろの動詞は、どんな形にする?
答え:原形
-
「ケンは明日テニスをするだろう」のように、これからのことを言うとき動詞の前に置く語は?
答え:will
-
will not の短縮形は?
答え:won’t
-
Will Ken play tennis tomorrow? に「いいえ」と答える英文は?
答え:No, he won’t.
-
will と比べて、前から決めていた予定を言う形は?
答え:be going to
-
主語が I のとき、be going to の be は?
答え:am
-
「〜しなければならない」を表す言い方は、must とあと一つは?
答え:have to
-
must には過去の形がない。「〜しなければならなかった」は何で言う?
答え:had to
-
must には未来の形がない。「〜しなければならないだろう」は何で言う?
答え:will have to
-
主語が she のとき、have to はどんな形になる?
答え:has to
-
「〜してはいけない」(禁止)を表す語句は?
答え:must not
-
「〜しなくてよい」(不要)を表す語句は?
答え:don’t have to
-
主語が my brother など1人のとき、「〜しなくてよい」はどう言う?
答え:doesn’t have to
-
Must I wear a hat? に「いいえ、その必要はありません」と答える英文は?
答え:No, you don’t have to.
-
should は、どんな意味を表す?
答え:〜したほうがよい
-
should は、強い命令?それとも何?
答え:軽いアドバイス
-
May I borrow your eraser? のように、May I 〜? は何を求める言い方?
答え:許可
-
It may rain this afternoon. の may は、どんな意味?
答え:〜かもしれない
-
「お手伝いしましょうか。」を May を使って言うと?
答え:May I help you?
-
Will you carry this bag? のように「〜してくれませんか」と頼むとき、するのは自分?それとも誰?
答え:相手
まとめ
助動詞は動詞の前に置いて気持ちを加える語で、後ろの動詞は原形です。will は「その場で決めたこと・予想」、be going to は「前から決めていた予定」(be は主語で決まる)に使います。「〜しなければならない」は must か have to で、have to は has to・had to・will have to に形がかわり、must には過去・未来の形がありません。must not は禁止、don’t have to は不要で、意味が大きくちがいます。should は軽い助言、may は許可と推量を表します。日本語から英語を作るときは、日本語の終わり方で助動詞を決め、主語と時で形を決めましょう。

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