⏱ 30秒でわかる この単元の要点
- 衣・食・住は気候と手に入る材料で決まる。昔のイヌイットは雪のイグルーに泊まり、今は多くの人が町に定住している
- シベリアは、永久凍土をとかさないために建物を高床にして、床の下に風を通す
- 地中海性気候では、夏の乾燥に強いオリーブ・ぶどうと、冬の雨で育つ小麦をつくる。三大穀物は米・小麦・とうもろこし
- 三大宗教はキリスト教・イスラム教・仏教。ヒンドゥー教は主にインドの人々の宗教なので入らない
- イスラム教は豚肉、ヒンドゥー教は牛肉を食べない。イスラム教の食べてよい食品がハラール
つまずき注意:イスラム教で食べない肉は豚肉で、牛肉を食べないのはヒンドゥー教。高床の理由も、熱帯は風通し・湿気、亜寒帯は永久凍土のためとちがう。
中1社会(地理)「世界の衣食住と宗教」を、表と例題で1つずつ確かめるページです。この単元は、「気候 → 衣・食・住 → くらしの変化」の順に見ると整理できます。世界のいろいろな土地で、人々が家・食べ物・服をどう工夫しているかを見たあと、宗教がくらしにどうつながっているかを学びます。どの見出しも「答え → 表 → 理由 → まちがえやすい所 → 例題」の順に書いています。紙に書いて練習したい人は、下の無料プリントを使ってください。
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このプリントは「世界各地の人々の生活と環境」の単元全体(全20ページ)です。この記事の内容は、説明3〜8ページ(各ページの「くらし」の部分)・10〜12ページ/確認問題 16ページ(13〜15ページのうち、くらしの問い)。ほかに、覚えることの一覧 17ページ/答えと解説 18〜20ページがあります。見出しごとに、対応するページを書いています。
寒帯のイヌイット:雪と氷の土地の昔と今のくらし
📄 プリント3ページ(くらしの部分)
答え:イヌイットは、カナダの北部・アラスカ・グリーンランドなど、北極海に近い寒い地域でくらしてきた先住民です。昔は狩りの旅で雪のブロックを積んだイグルーに泊まりましたが、今は多くの人が町に定住し、暖房のある家でくらしています。
イヌイットがくらすのは寒帯で、1年の大部分が雪と氷におおわれ、夏も気温が低いので樹木が育たない土地です。
| 昔のくらし | 今のくらし | |
|---|---|---|
| 住 | 狩りの旅では、雪のブロックを積んだイグルーに泊まる(一時的な家) | 多くの人が町に定住し、暖房のある家でくらす |
| 移動 | 犬ぞり | スノーモービル |
| 食 | アザラシ・カリブー(トナカイのなかま)をとる狩りで得た肉 | 飛行機や船で運ばれた食料を、店で買う。狩りを続ける人もいる |
| 衣 | 動物の毛皮の服 | 毛皮の服に加えて、店で買った服も着る |
理由(変わった理由):町に住むようになり、外から品物や技術(スノーモービル・暖房)が入ってきたからです。
まちがえやすい
✕ イヌイットは今もイグルーに住んでいる → ◯ イグルーは狩りの旅で泊まる一時的な家。今は多くの人が定住している
基本イヌイットが昔の狩りの旅に使っていた移動の道具は何ですか。また、今は何を使う人が多いですか。
昔と今を表で見くらべます。移動の行を読みます。
答え:昔=犬ぞり、今=スノーモービル
理由イヌイットのくらしが、昔と今で変わったのはなぜですか。
「町に住むようになった」と「外から入ってきた」の2つを入れて書きます。
答え:町に住むようになり、外から品物や技術(スノーモービル・暖房)が入ってきたから。
シベリアの永久凍土と高床の建物:亜寒帯のくらし
📄 プリント4ページ(くらしの部分)
答え:シベリア(ロシアの東部の広い地域)の建物は、高床にして床の下に風を通します。建物の熱で永久凍土(地下の、1年中こおったままの土)がとけると、地面がやわらかくなって建物がかたむくので、熱をにがして凍土をとかさないためです。
シベリアは亜寒帯(冷帯)で、冬の寒さはきびしいものの夏は気温が上がるので、樹木が育ちます。針葉樹の森林タイガが広がります。
理由(高床にする流れ):
- 建物から出る熱が、地面に伝わる
- 永久凍土がとける
- 地面がやわらかくなり、建物がかたむく
- そこで建物を高床にして、床の下に風を通し、熱をにがす
寒さを防ぐために、窓を二重・三重にします。日本の北海道も、亜寒帯(冷帯)です。
まちがえやすい
✕ シベリアの高床は、洪水を防ぐため → ◯ 永久凍土をとかさないため
基本シベリアで、建物の熱が地面に伝わるととけてしまい、建物がかたむく原因になる、地下の土を何といいますか。
1年中こおったままの、地下の土です。
答え:永久凍土
理由シベリアの建物で、床の下に風を通すようにしているのはなぜですか。
「熱」と「永久凍土がとけない」の2つを入れて書きます。
答え:建物から出る熱をにがして、永久凍土がとけて建物がかたむくのを防ぐため。
地中海性気候のイタリア:作物と石の家
📄 プリント5ページ(くらしの部分)
答え:イタリアなど地中海沿岸の地中海性気候(夏は雨が少なく乾燥し、冬に雨が多い温帯の気候)では、夏の乾燥に強いオリーブ・ぶどうと、冬の雨を使った小麦を育てます。家は、暑さが入りにくい石やれんがでつくります。
イタリアは、ヨーロッパの南の、地中海につき出た半島の国です。
| 気候の特色 | くらし |
|---|---|
| 夏に乾燥 | 乾燥に強いオリーブ・ぶどうを育てる |
| 冬に雨 | 冬の雨で小麦を育てる(パスタ・ピザの材料) |
| 夏の強い日ざしと暑さ | 石やれんがの家。厚いかべと小さい窓で暑さが入りにくく、白いかべは日ざしをはね返す |
イタリアでは、古い町並みや伝統的な料理を、大切に残しています。
まちがえやすい
✕ 地中海性気候は、冬に乾燥する → ◯ 夏に乾燥し、冬に雨が多い
✕ 小麦は夏の雨で育てる → ◯ 小麦は冬の雨を使って育てる(オリーブ・ぶどうは夏の乾燥に強い)
基本次のア〜ウのうち、地中海沿岸で育てられている作物の組み合わせはどれですか。ア 米とバナナ イ オリーブとぶどう ウ タロいもとココやし
夏の乾燥に強い作物を選びます。
答え:イ
標準パスタやピザの材料になる小麦は、地中海沿岸では、夏と冬のどちらの雨を使って育てていますか。
夏は乾燥し、雨が多いのは冬です。
答え:冬
サヘルの遊牧と日干しれんがの家:乾燥帯のくらし
📄 プリント6ページ(くらしの部分)
答え:サヘル(アフリカのサハラ砂漠の南に、東西に帯のように広がる地域)では、草と水を求めて家畜とともに移動する遊牧がおこなわれています。家は、土でつくる日干しれんがの家です。
サヘルは乾燥帯で、雨が少ないために樹木が育ちにくい土地です。
| くらし | 内容 |
|---|---|
| 遊牧 | 草と水を求めて、家畜(牛・羊・やぎ・らくだ)と移動するくらし。雨の降る時期に、乾燥に強い穀物(もろこしなど)を育てる人もいる |
| 日干しれんがの家 | 土に水やわらをまぜて形をつくり、日に干して固めたれんがの家。木が少なく、土は手に入るから。かべが厚いので、昼の暑さが家の中に伝わりにくい |
まちがえやすい
✕ 日干しれんがの家は、木が多い土地だからつくる → ◯ 木が少なく、土は手に入る土地だからつくる
基本日干しれんがとは、どのようにしてつくるれんがですか。
「土」と「日に干す」を入れて書きます。
答え:土に水やわらをまぜて形をつくり、日に干して固めたれんが。
標準サヘルの家が日干しれんがでできているのは、木と土のどちらが手に入りやすいからですか。また、かべが厚いと、昼の暑さはどうなりますか。
木が少なく、土は手に入ります。かべが厚いと、暑さは家の中に伝わりにくくなります。
答え:土が手に入りやすいから。昼の暑さが家の中に伝わりにくくなる。
砂漠化はなぜ起こる? オアシスとゲル
📄 プリント6ページ(くらしの部分)
答え:砂漠化は、雨の少ない年が続くことに加えて、人口がふえて家畜をふやしすぎたり木を切りすぎたりして、草や木が無くなり、砂漠のようになることです。
砂漠化が起こる流れ:
- 雨の少ない年が続く + 人口がふえる
- 家畜をふやしすぎる・木を切りすぎる
- 草や木が無くなる
- 砂漠化(砂漠のようになる)
ほかの乾燥帯の地域では:砂漠の中で水がわき出るオアシスで、なつめやしや小麦を育てます。モンゴルの遊牧民は、組み立て式の住居ゲル(木の骨組みに羊の毛のフェルトをかぶせる)に住み、移動するときは分解して運びます。
まちがえやすい
✕ 砂漠化は、雨が少ないことだけが原因 → ◯ 雨の少ない年が続くことに加えて、人口がふえて家畜をふやしすぎる・木を切りすぎることも原因
基本モンゴルの遊牧民が、移動するときに、組み立て式の住居をどのようにして運びますか。
組み立て式なので、運ぶときは形を変えます。
答え:分解して運ぶ
理由人口がふえると、なぜ砂漠化が進むことがありますか。「家畜」「木」の2つの語を使って書きなさい。
流れは「人口がふえる → 家畜と木 → 草や木が無くなる → 砂漠化」です。
答え:家畜をふやしすぎたり木を切りすぎたりして、草や木が無くなり、砂漠のようになるから。
熱帯のサモアと東南アジア:風通しのよい家と焼畑農業
📄 プリント7ページ(くらしの部分)
答え:サモア(南太平洋の島国。首都はアピア)は、1年中暑く雨が多い「常夏」の島です。伝統的な家ファレにはかべが無く、風を通します。食べ物はタロいも・バナナ・ココやしなどです。
| くらし | 気候とのつながり |
|---|---|
| ファレ(かべが無い家) | 1年中暑いので、風を通す。雨や風の強いときは、やしの葉で編んだすだれを下ろす |
| 石を積んで高くした床 | 雨水や湿気が入りにくい |
| タロいも・バナナ・ココやし | 1年中暑く雨が多いので、よく育つ。海の魚も食べる |
ほかの熱帯の地域では:
- 高床の家:東南アジアなどで、木でつくり、床を高くして風通しをよくし、湿気や虫、大雨のときの水を防ぐ。
- 焼畑農業:森林や草を焼き、その灰を肥料にして、いも類(キャッサバ・タロいも)を育てる。数年たって土地がやせると、別の場所に移る。
- プランテーション:油やし・天然ゴム・バナナなどを、大規模に育てる農園。
まちがえやすい
✕ ファレにかべが無いのは、かべをつくる材料が無いから → ◯ 1年中暑いので、風を通すため
基本焼畑農業で、森林や草を焼いた灰は、何として使われますか。
灰は、育てるいも類のために使います。
答え:肥料
標準サモアの伝統的な家で、雨や風の強いときには、どうしますか。
かべが無い家なので、雨風のときは別の物で防ぎます。
答え:やしの葉で編んだすだれを下ろす
アンデス山脈の高地:標高による使い分けと服
📄 プリント8ページ(くらしの部分)
答え:アンデス山脈(南アメリカ大陸の西側に、南北に長く連なる山脈)では、標高(海面からの高さ)によって、育てる作物や飼う動物を使い分けています。標高が高い土地は、赤道に近くてもすずしい高山気候です。
| 標高 | くらし |
|---|---|
| さらに高い所 | リャマ(荷物を運ぶ)・アルパカ(毛をとる)を放牧 |
| 高い所 | じゃがいもを育てる(アンデスがふるさと) |
| 低い所 | とうもろこしを育てる |
服:アルパカなどの毛でつくったポンチョ(頭からかぶる服)と帽子で、①寒さと強い日ざしを防ぎ、②気温に合わせて着たりぬいだりします。じゃがいもを夜の寒さでこおらせ、昼の日ざしでとかすのをくり返してつくる保存食(チューニョ)もあります。
まちがえやすい
✕ 赤道の近くは、どこでも暑い → ◯ 標高が高い所はすずしい
基本アンデス山脈の高い所で放牧され、荷物を運ぶために使われる動物は、リャマとアルパカのどちらですか。
毛をとる動物のほうが、もう一方です。
答え:リャマ
標準アンデス山脈で着られているポンチョと帽子には、どんな働きがありますか。2つ書きなさい。
「寒さと日ざし」と「着たりぬいだり」の2つです。
答え:寒さと強い日ざしを防ぐ。気温に合わせて着たりぬいだりできる。
衣・食と気候のつながり:三大穀物
📄 プリント10ページ
答え:衣と食は、気候とつながっています。服は寒さ・日ざし・砂ぼこりから体を守るためのもの、主食はその土地でよく育つ作物です。世界の三大穀物は、米・小麦・とうもろこしです。
| くらしの例 | 気候とのつながり | |
|---|---|---|
| 衣 | 寒い土地=毛皮の服/高地=ポンチョ/日ざしが強い乾燥した土地(西アジア・北アフリカ)=はだをおおう長い服 | 寒さ・日ざし・砂ぼこりから体を守る |
| 食 | 主食は、その土地でよく育つ作物。いも類(熱帯のタロいも・キャッサバ)、じゃがいも(アンデス) | 気温と雨の量で、育つ作物が決まる |
| 住 | 次の見出しの表 | 手に入る材料と、暑さ・寒さ・雨への工夫 |
| 三大穀物 | よく育つ所 | 料理・地域 |
|---|---|---|
| 米 | 雨が多く暑い地域(東アジア・東南アジア・南アジア) | アジアの主食 |
| 小麦 | 比較的すずしく乾燥した地域 | パン・パスタ・ナン |
| とうもろこし | 中央アメリカ・南アメリカ | メキシコのトルティーヤ |
まちがえやすい
✕ 米は、すずしくて乾燥した地域でよく育つ → ◯ 米は、雨が多く暑い地域。すずしく乾燥した地域でよく育つのは小麦
基本三大穀物のうち、パン・パスタ・ナンの材料になる穀物はどれですか。
表の「料理・地域」の列を見ます。
答え:小麦
標準三大穀物のうち、中央アメリカ・南アメリカでよく育つ穀物はどれですか。
表の「よく育つ所」の列を見ます。
答え:とうもろこし
住まいの材料とグローバル化:くらしの変化
📄 プリント10ページ
答え:住まいの材料は、その土地で手に入る物です。グローバル化(人・物・情報が国をこえて行き来し、世界の結びつきが強くなること)で、伝統的なくらしが変わった所もあれば、伝統的な衣食住を残す動きもあります。
| 材料 | 土地 | くわしくは |
|---|---|---|
| 木 | 森林の多い熱帯・亜寒帯(丸太の家も) | プリント7ページ |
| 日干しれんが | 木の少ない乾燥帯 | プリント6ページ |
| 石 | 地中海沿岸 | プリント5ページ |
| 雪 | 寒帯(狩りの旅のイグルー) | プリント3ページ |
| 羊の毛のフェルト | モンゴルのゲル | プリント6ページ |
ゲルは、移動するときに分解して運べます。
グローバル化によるくらしの変化:ジーンズ・Tシャツ、ファストフード、スマートフォンが世界中に広まり、伝統的なくらしが変わった所もあります(イヌイットの定住)。一方、伝統的な衣食住を残す動きもあります(イタリア)。
まちがえやすい
✕ 熱帯と亜寒帯の高床は、同じ理由 → ◯ 熱帯は風通し・湿気のため、亜寒帯は永久凍土のため
基本木の少ない乾燥帯で、家の材料に使われるのは何ですか。
表の「土地」の列から、乾燥帯を探します。
答え:日干しれんが
発展グローバル化で伝統的なくらしが変わった例と、伝統的な衣食住を残す動きの例を、プリントの内容から1つずつ答えなさい。
変わった例は寒帯の土地、残す動きは地中海沿岸の国です。
答え:変わった例=イヌイットの定住、残す動き=イタリアで古い町並みや伝統的な料理を大切に残していること。
世界の三大宗教とヒンドゥー教
📄 プリント11ページ
答え:民族や国をこえて世界に広がった宗教が三大宗教で、キリスト教・イスラム教・仏教です。ヒンドゥー教は、主にインドの人々が信じる宗教で、信者は多いものの世界に広がったわけではないので、三大宗教には入れません。
| 宗教 | 開いた人 | 教典 | おこった所 | 広がる地域 |
|---|---|---|---|---|
| キリスト教 | イエス | 聖書 | 西アジア | ヨーロッパ・南北アメリカ・オセアニア。信者がいちばん多い |
| イスラム教(イスラームともいいます) | ムハンマド | コーラン(クルアーン) | 西アジア | 西アジア・北アフリカ・中央アジア・東南アジアのインドネシアやマレーシア。信者は2番目に多い |
| 仏教 | シャカ | 経 | インド | 東アジア・東南アジアのタイなど(今のインドでは、ヒンドゥー教を信じる人が多い) |
特定の民族・地域の宗教:ヒンドゥー教のほかに、ユダヤ教や日本の神道などがあります。
まちがえやすい
✕ ヒンドゥー教は、三大宗教の1つ → ◯ 信者は多いが、主にインドの人々の宗教なので、三大宗教には入れない
基本教典が「経」で、インドでおこった宗教は何ですか。
表の「教典」の列と「おこった所」の列を見ます。
答え:仏教
理由ヒンドゥー教は信者が多いのに、三大宗教に入らないのはなぜですか。
「主にインドの人々」と「世界に広がったわけではない」の2つを入れて書きます。
答え:主にインドの人々が信じる宗教で、世界に広がったわけではないから。
地域から宗教を考える
📄 プリント11ページ
答え:地域から、多い宗教が考えられます。ヨーロッパ・南北アメリカはキリスト教、西アジア・北アフリカはイスラム教、インドはヒンドゥー教、東アジアは仏教が多い地域です。
| 地域 | 多い宗教 |
|---|---|
| ヨーロッパ・南北アメリカ | キリスト教 |
| 西アジア・北アフリカ | イスラム教 |
| 東南アジアのインドネシア・マレーシア | イスラム教 |
| インド | ヒンドゥー教 |
| 東南アジアのタイ・東アジア | 仏教 |
まちがえやすい
✕ 東南アジアは、どの国も同じ宗教が多い → ◯ タイでは仏教、インドネシアとマレーシアではイスラム教が多い
基本インドで多い宗教は何ですか。
表の「インド」の行を見ます。
答え:ヒンドゥー教
標準東南アジアのインドネシアとマレーシアで、多い宗教は何ですか。
同じ東南アジアでも、タイとは宗教がちがいます。
答え:イスラム教
イスラム教とヒンドゥー教の食のタブー:宗教ごとのくらしの決まり
📄 プリント12ページ
答え:イスラム教では豚肉を食べず、酒を飲みません。ヒンドゥー教では牛を神聖な動物とし、牛肉を食べません。食べない物は宗教ごとにちがいます。
| 宗教 | 食 | 祈り・建物・行事 |
|---|---|---|
| イスラム教 | 豚肉を食べない。酒を飲まない | 1日5回、聖地メッカの方角に祈る。礼拝所はモスク |
| ヒンドゥー教 | 牛を神聖な動物とし、牛肉を食べない | ガンジス川で身を清める(沐浴) |
| 仏教 | ― | 祈りのための建物は寺。タイなどで、僧が朝に家々をまわり、食べ物を受ける(托鉢) |
| キリスト教 | ― | 日曜日に教会で礼拝。クリスマスはイエスの誕生を祝う日 |
まちがえやすい
✕ イスラム教で食べない肉は牛肉 → ◯ 食べないのは豚肉。牛肉を食べないのはヒンドゥー教
基本ヒンドゥー教で神聖な動物とされ、その肉を食べない動物は何ですか。
表の「ヒンドゥー教」の行の「食」を見ます。
答え:牛
標準次の決まりは、イスラム教・ヒンドゥー教・キリスト教のどれの決まりですか。①豚肉を食べない ②ガンジス川で身を清める ③日曜日に教会で礼拝する
表の「食」と「祈り・建物・行事」の列で探します。
答え:①イスラム教 ②ヒンドゥー教 ③キリスト教
イスラム教の1日とラマダン
📄 プリント12ページ
答え:イスラム教では、1日5回、聖地メッカの方角に祈り、礼拝所はモスクです。ラマダンの月は、日の出から日の入りまで食べ物を口にしない断食をします。
ラマダンの月の1日:
- 日の出まで:食事をとる
- 日の出から日の入りまで:食べ物を口にしない(ラマダンの月の断食)
- 日の入りのあと:食事をとる
女性は、はだや髪を布でおおう服を着ることが多いです。
まちがえやすい
✕ ラマダンの月は、夜も食事をとらない → ◯ 食べ物を口にしないのは、日の出から日の入りまで。日の出まで・日の入りのあとは食事をとる
基本イスラム教の人が1日5回祈るとき、向く方角にある聖地はどこですか。
表では「聖地メッカの方角に祈る」と書いてあります。
答え:メッカ
標準ラマダンの月に、食事をとる時間帯はいつですか。2つ書きなさい。
断食をするのは、日の出から日の入りまでです。
答え:日の出まで、日の入りのあと
ハラールと日本とのつながり:くらしから宗教を考える
📄 プリント12ページ
答え:ハラールは、イスラム教の教えで食べてよいとされる食品です。日本に住む人や旅行に来る人の中にイスラム教の人がふえ、ハラールの印のある食品を売る店や、空港・駅の礼拝のための部屋がふえています。
くらしのようすから、宗教を考える:くらしのようすが書かれていたら、手がかりの語から宗教を決め、その宗教のほかの決まりと結びつけます。
| くらしのようす(手がかり) | 宗教 | ほかに分かること |
|---|---|---|
| 町にモスクがあり、1日5回、メッカの方角に祈る | イスラム教 | 豚肉を食べない。ラマダンの月は日中に断食 |
まちがえやすい
✕ ハラールの印のある食品は、日本では売っていない → ◯ イスラム教の人がふえたため、ハラールの印のある食品を売る店がふえている
標準タイなどで、僧が朝に家々をまわり、食べ物を受ける様子が見られます。祈りのための建物は寺です。この宗教は何ですか。
表の「仏教」の行(托鉢・寺)と同じ手がかりです。
答え:仏教
理由日本の空港や駅に、礼拝のための部屋がふえているのはなぜですか。
「日本に住む人や旅行に来る人」の変化を入れて書きます。
答え:日本に住む人や旅行に来る人の中に、イスラム教の人がふえているから。
✅ 一問一答で総チェック(20問)
問題を読んで、答えを頭の中で言ってからタップしましょう。答えが出ます。
-
カナダの北部など、北極海に近い寒い地域でくらしてきた先住民を何といいますか。
答え:イヌイット
-
イヌイットが昔、狩りの旅で泊まった、雪のブロックを積んだ一時的な家を何といいますか。
答え:イグルー
-
イヌイットの昔のくらしで、移動に使われていた動物の引く乗り物は何ですか。
答え:犬ぞり
-
針葉樹の森林が広がる、シベリアなど亜寒帯(冷帯)の森林を何といいますか。
答え:タイガ
-
地下の、1年中こおったままの土を何といいますか。
答え:永久凍土
-
夏は雨が少なく乾燥し、冬に雨が多い温帯の気候を何といいますか。
答え:地中海性気候
-
地中海沿岸で、冬の雨を使って育て、パスタやピザの材料になる穀物は何ですか。
答え:小麦
-
草と水を求めて、家畜とともに移動するくらしを何といいますか。
答え:遊牧
-
土に水やわらをまぜて形をつくり、日に干して固めた、木の少ない土地の家の材料は何ですか。
答え:日干しれんが
-
砂漠の中で、水がわき出る所を何といいますか。
答え:オアシス
-
モンゴルの遊牧民が住む、組み立て式の住居を何といいますか。
答え:ゲル
-
サモアの伝統的な、かべが無く風を通す家を何といいますか。
答え:ファレ
-
森林や草を焼き、その灰を肥料にして、いも類を育てる農業を何といいますか。
答え:焼畑農業
-
油やし・天然ゴム・バナナなどを、大規模に育てる農園を何といいますか。
答え:プランテーション
-
アンデス山脈で、頭からかぶる、毛でつくった服を何といいますか。
答え:ポンチョ
-
人・物・情報が国をこえて行き来し、世界の結びつきが強くなることを何といいますか。
答え:グローバル化
-
世界の三大宗教は、キリスト教・仏教ともう1つは何ですか。
答え:イスラム教
-
牛を神聖な動物とし、ガンジス川で身を清める宗教は何ですか。
答え:ヒンドゥー教
-
イスラム教の人が食べない肉は何ですか。
答え:豚肉
-
イスラム教の教えで、食べてよいとされる食品を何といいますか。
答え:ハラール
まとめ
世界の衣・食・住は、気候と手に入る材料で決まります。例として、イヌイットは昔のイグルーから今の定住へ変わり、シベリアは永久凍土をとかさない高床の建物、イタリアは夏の乾燥に強いオリーブ・ぶどうと冬の雨で育てる小麦、サヘルは遊牧と日干しれんがの家、サモアはかべの無いファレ、アンデスは標高による使い分けとポンチョがあります。世界の三大穀物は米・小麦・とうもろこしで、グローバル化でくらしが変わった所もあります。宗教は、キリスト教・イスラム教・仏教が三大宗教で、ヒンドゥー教は主にインドの人々の宗教です。イスラム教は豚肉、ヒンドゥー教は牛肉を食べないという食の決まりがあります。プリントの確認問題で、手を動かして練習してみてください。
同じプリントの残りの部分(雨温図の読み方と、熱帯・乾燥帯・温帯・冷帯・寒帯の見分け方)は、【中1社会・地理】世界の気候区分の要点まとめ|熱帯・乾燥帯・温帯・冷帯・寒帯の見分け方で解説しています。
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▶ 世界各地の人々の生活と環境 授業用プリント(全20ページ)
このプリントは「世界各地の人々の生活と環境」の単元全体(全20ページ)です。この記事の内容は、説明3〜8ページ(くらしの部分)・10〜12ページ/確認問題 16ページ(13〜15ページのうち、くらしの問い)/覚えることの一覧 17ページ/答えと解説 18〜20ページ

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