⏱ 30秒でわかる この単元の要点
- 負の数は0より小さい数。0は正の数でも負の数でもない
- 数直線では右にある数ほど大きい。負の数どうしは絶対値が大きいほど小さい
- たし算:同じ符号は絶対値の和に共通の符号、ちがう符号は絶対値の差に絶対値の大きいほうの符号
- ひき算は、ひく数の符号を変えてたし算になおす
- かけ算・わり算は先に符号を決める(負の数が偶数個なら+、奇数個なら−)
つまずき注意:(−3)²=9、−3²=−9。指数は、すぐ左の数(かっこがあればかっこの中全体)にかかる。
中1数学「正負の数」を、数直線の図と途中式つきの例題で1つずつ確かめるページです。この単元で気をつけたいのが、ひき算で、ひく数の符号を変え忘れることと、(−3)²と−3²のちがいです。この単元の計算は、どれも「符号」と「絶対値(符号を取った数)」に分けて考えると解けます。どの見出しも「答え → 図や例 → 理由 → 解き方」の順に書いています。紙に書いて練習したい人は、下の無料プリントを使ってください。
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説明 1〜15ページ/確認問題 16〜19ページ(42問)/答えと解き方 20〜22ページ。この記事の見出しごとに、対応するページを書いています。
📘 教科書では何章? → 多くの教科書で「1章」です(教育出版は2章)
| 教科書 | 章 |
|---|---|
| 新編 新しい数学1東京書籍 | 1章 数の世界をひろげよう[正負の数]教科書 p.19〜62 |
| 数学の世界1大日本図書 | 1章 数の世界のひろがり |
| 中学校数学1学校図書 | 1章 正の数・負の数 |
| 中学数学1教育出版 | 2章 正の数,負の数 |
| 未来へひろがる数学1啓林館 | 1章 正の数・負の数 |
| これからの数学1数研出版 | 1章 正の数と負の数 |
| 中学数学1日本文教出版 | 1章 正の数と負の数 |
各出版社が公開している年間指導計画(2025年度から使われている教科書)をもとにまとめました。ページは、公開されている東京書籍だけ載せています。使っている教科書は、表紙の書名で確かめてください。
- 負の数とは? 正の数・負の数・0、自然数と整数
- 反対の性質をもつ量と、基準とのちがいの表し方
- 数直線と不等号:数の大小のくらべ方
- 絶対値とは? 負の数どうしの大小
- 正の数・負の数のたし算(加法)のしかた
- 3つ以上の数のたし算:順番を入れかえてよい(交換法則・結合法則)
- 正の数・負の数のひき算(減法)は、たし算になおす
- たし算とひき算の混じった式:項を並べて計算する
- 正の数・負の数のかけ算(乗法):答えの符号を先に決める
- 累乗と指数:(−3)²と−3²のちがい
- 正の数・負の数のわり算(除法)と逆数
- 四則の混じった計算の順序と分配法則
- 数の範囲:自然数・整数の中で、いつでも計算できる?
- 平均を楽に求める:基準との差を使う(正負の数の利用)
- まとめ
負の数とは? 正の数・負の数・0、自然数と整数
📄 プリント1・2ページ
答え:0より大きい数を正の数、0より小さい数を負の数といいます。負の数は −3 のように−(負の符号)をつけて表します。0は、正の数でも負の数でもありません。
朝の気温は2℃でした。夜は、朝より5℃下がりました。温度計で、2の目もりから下へ5目もり進むと、0より3小さい所に着きます。この気温を−3℃(マイナス3度)と書きます。0より小さい数を使うと、0℃より低い気温も1つの数で表せます。
+を正の符号、−を負の符号といいます。正の数の+は省いて書いてよいです(+3は3)。小数や分数にも符号がつきます(−0.5、−23、+1.2)。
算数では、5−6 のように、ひかれる数よりひく数が大きいひき算は答えが出せませんでした。負の数を使うと、このひき算にも答えが出せます(5−6=−1。くわしくはひき算の見出し)。
自然数と整数:正の整数(1、2、3、…)を自然数といいます。0は自然数にふくみません。負の整数・0・正の整数を合わせて整数といいます(…、−2、−1、0、+1、+2、…)。
| 数 | −3 | 0 | +2 | 0.5 | −14 |
|---|---|---|---|---|---|
| 自然数 | ◯ | ||||
| 整数 | ◯ | ◯ | ◯ | ||
| 正の数 | ◯ | ◯ | |||
| 負の数 | ◯ | ◯ |
まちがえやすい
✕ 0を正の数とする → ◯ 0は正の数でも負の数でもない
✕ 自然数に0を入れる → ◯ 自然数は1から
✕ −0.5を整数とする → ◯ −0.5は小数で、整数ではない
基本次の数のうち、(1)自然数、(2)負の整数を、それぞれすべて選びなさい。
−4、−2、0、3、−0.5、5.5、−13、7、−9
自然数は1、2、3、…の正の整数です。負の整数は、−1、−2、−3、…のように、小数や分数でない負の数です。
答え:(1)3、7 (2)−4、−2、−9
0は自然数でも負の数でもありません。−0.5と−13は負の数ですが、整数ではありません。
反対の性質をもつ量と、基準とのちがいの表し方
📄 プリント3ページ
答え:反対の性質をもつ2つの量は、片方を正の数、もう片方を負の数で表せます(東へ3m進むことを+3mとすると、西へ3m進むことは−3m)。基準とのちがいは、基準より多ければ+、少なければ−をつけて表します。
どちらを正の数にするかは、ことばで決めます(「東を+とする」など)。
| ことば | 正の数 | 負の数 |
|---|---|---|
| 東へ3m進む ⇔ 西へ3m進む | +3m | −3m |
| 3kg増える ⇔ 3kg減る | +3kg | −3kg |
| 500円の収入 ⇔ 500円の支出 | +500円 | −500円 |
| 5分後 ⇔ 5分前 | +5分 | −5分 |
負の数を使ったことばは、反対のことばにすると、符号が変わります。「−2kg増える」は「2kg減る」、「−5分後」は「5分前」、「−300円の収入」は「300円の支出」と同じ意味です。
くらべるもとにする量を基準といいます。身長150cmを基準にして、4人の身長を表すと次のようになります。基準と同じなら、ちがいは0です。
| 身長(cm) | 153 | 146 | 150 | 158 |
|---|---|---|---|---|
| 基準とのちがい | +3cm | −4cm | 0cm | +8cm |
反対に、基準とのちがいから、もとの値にもどすこともできます。基準より5cm高い人(+5cm)と、7cm低い人(−7cm)の身長は、次のとおりです。
| 150+5 | 基準より高いので、5をたす |
| =155 | 155cm |
| 150−7 | 基準より低いので、7をひく |
| =143 | 143cm |
まちがえやすい
✕「−2kg増える」を「2kg増える」と読む → ◯ 2kg減る
✕ 基準より少ないのに+をつける → ◯ 基準より少ないは−
基本「−5人増える」を、「増える」「減る」のどちらかを使って、符号をつけない数で言いかえなさい。
反対のことばにすると、符号が変わります。「増える」の反対は「減る」です。
答え:5人減る
基本(1)基準の点数を70点とすると、64点は基準とのちがいで何点と表せますか。(2)身長140cmを基準にして、基準とのちがいが+5cmの人の身長は何cmですか。
(1)64点は70点より6点少ないので、−をつけます。
(2)基準より5cm高いので、140に5をたします。
| 140+5 | 基準より5cm高い |
| =145 |
答え:(1)−6点 (2)145cm
数直線と不等号:数の大小のくらべ方
📄 プリント4ページ
答え:数直線では、右にある数ほど大きいです。大小は不等号(<、>。開いているほうが大きい数)で表し、3つ以上の数は、向きをそろえて −4<−1<+3 のように書きます。
直線上に基準の点(原点)を決めて0を対応させ、右を正の方向、左を負の方向として数を表した直線を、数直線といいます。
小数や分数も、目もりの間に表せます。−2.5は−2と−3の真ん中、+12(=0.5)は0と+1の真ん中の点です。
−3は+2より左にあるので、−3<+2 です(+2>−3 と書いても同じ意味)。負の数は0より小さく、正の数は0より大きいので、−2<0<+1 です。
まちがえやすい
✕ −1>−4<+3 と書く → ◯ 向きをそろえて −4<−1<+3
基本−4、+3、0、−1 を、小さい順に不等号を使って並べなさい。
4つの数を数直線に表すと、左から −4、−1、0、+3 の順です。左にある数ほど小さいので、<でつなぎます。
答え:−4<−1<0<+3
大きい順なら、>を使って +3>0>−1>−4 です。
基本数直線上の点A、Bが表す数を、それぞれ答えなさい。
点Aは−3と−2の真ん中、点Bは+4と+5の真ん中にあります。
答え:A −2.5 B +4.5
絶対値とは? 負の数どうしの大小
📄 プリント5ページ
答え:数直線上で、ある数を表す点と原点との距離を、その数の絶対値といいます。+3の絶対値も−3の絶対値も3です。負の数どうしは、絶対値が大きいほど小さい(−5<−2)です。
0の絶対値は0です。絶対値は、符号を取った数と考えてもよいです。大小のきまりは、次の3つです。
- 正の数は0より大きく、負の数は0より小さい
- 正の数どうしは、絶対値が大きいほど大きい(+2<+5)
- 負の数どうしは、絶対値が大きいほど小さい(−5<−2)
絶対値が4の数は、+4と−4の2つです。絶対値が3より小さい整数は、−2、−1、0、+1、+2 です(0を忘れないようにします)。「絶対値が3以下の整数」なら、−3と+3も入ります。
分数と小数の大小は、小数にそろえるとくらべやすくなります。−12と−0.4なら、−12=−0.5 です。負の数どうしは絶対値が大きいほど小さいので、−0.5<−0.4、つまり −12<−0.4 です。
まちがえやすい
✕ −5>−2 とする → ◯ 負の数どうしは絶対値が大きいほど小さいので −5<−2
✕ 絶対値が4の数を、4だけにする → ◯ +4と−4の2つ
標準−32、+1、−2.5、0 を、小さい順に不等号を使って並べなさい。
分数は小数にそろえます(−32=−1.5)。数直線に表すと、左から −2.5、−1.5、0、+1 の順です。
答え:−2.5<−32<0<+1
標準(1)絶対値が7の数をすべて求めなさい。(2)絶対値が5以下の整数は、全部で何個ありますか。
(1)原点からの距離が7の点は、右と左に1つずつあります。
(2)−5、−4、−3、−2、−1、0、+1、+2、+3、+4、+5 です。「以下」なので−5と+5も入り、0も数えます。
答え:(1)+7、−7 (2)11個
正の数・負の数のたし算(加法)のしかた
📄 プリント6ページ
答え:同じ符号の2数の和は、絶対値の和に、共通の符号をつけます。ちがう符号の2数の和は、絶対値の大きいほうから小さいほうをひき、絶対値の大きいほうの符号をつけます。
東を+として、東西に動くことで考えます。0から進む矢印と、そこからさらに進む矢印を、数直線に重ねると、和がどこに着くかが見えます。
| 2数 | 和の求め方 | 例 |
|---|---|---|
| 同じ符号 | 絶対値の和に、共通の符号 | (−3)+(−4)=−(3+4)=−7 |
| ちがう符号 | 絶対値の大きいほうから小さいほうをひき、絶対値の大きいほうの符号 | (+3)+(−5)=−(5−3)=−2 |
| 絶対値が等しく、符号がちがう | 0 | (+4)+(−4)=0 |
| 0との和 | その数 | (−6)+0=−6 |
小数や分数も、同じきまりで計算します。分数は、通分してからくらべます。
| (−0.7)+(+1.2) | もとの式 |
| =+(1.2−0.7) | ちがう符号:大きいほうの符号、絶対値の差 |
| =+0.5 |
| (−12)+(+13) | もとの式 |
| =(−36)+(+26) | 通分する |
| =−16 | ちがう符号:大きいほうの符号、絶対値の差 |
まちがえやすい
✕ (+3)+(−5) を −8 とする(ちがう符号なのに絶対値をたした)→ ◯ 絶対値の差をとって −2
基本(1)(+4)+(−9) (2)(−8)+(−5) を計算しなさい。
(1)ちがう符号なので、絶対値の差に、絶対値の大きいほう(−9)の符号をつけます。
| (+4)+(−9) | もとの式 |
| =−(9−4) | ちがう符号:大きいほうの符号、絶対値の差 |
| =−5 |
(2)同じ符号なので、絶対値の和に、共通の符号をつけます。
| (−8)+(−5) | もとの式 |
| =−(8+5) | 同じ符号:絶対値の和に共通の符号 |
| =−13 |
答え:(1)−5 (2)−13
標準(+16)+(−34) を計算しなさい。
6と4の最小公倍数12で通分してから、ちがう符号の和のきまりを使います。
| (+16)+(−34) | もとの式 |
| =(+212)+(−912) | 通分する |
| =−(912−212) | ちがう符号:絶対値の差 |
| =−712 |
答え:−712
3つ以上の数のたし算:順番を入れかえてよい(交換法則・結合法則)
📄 プリント7ページ
答え:たし算だけの式は、順番を入れかえても、どこから先に計算しても、答えは同じです(加法の交換法則・結合法則)。正の数どうし・負の数どうしを先にまとめると、計算が楽になります。
交換法則の例:(−3)+(+5)=+2 と (+5)+(−3)=+2 は同じです。結合法則の例:(+4)+(−7)+(−3) は、前の2つから計算しても、後ろの2つから計算しても −6 です。
| (+4)+(−7)+(−3) | もとの式 |
| =(−3)+(−3) | 前の2つを先に |
| =−6 |
| (+4)+(−7)+(−3) | もとの式 |
| =(+4)+(−10) | 後ろの2つを先に |
| =−6 |
4つ以上の数の和は、入れかえて、同じ符号の数を集めると計算しやすくなります。
| (+5)+(−8)+(+7)+(−6) | もとの式 |
| =(+5)+(+7)+(−8)+(−6) | 正の数と負の数に分けて入れかえる |
| =(+12)+(−14) | 同じ符号の数をそれぞれ先に計算 |
| =−2 | ちがう符号の和 |
和が0になる組や、和がきりのよい数になる組を先に計算するのも、くふうの1つです。
| (−17)+(+29)+(+17) | もとの式 |
| =(−17)+(+17)+(+29) | 入れかえる |
| =0+(+29) | 和が0の組を先に |
| =+29 |
| (+0.6)+(−1.8)+(+1.4) | もとの式 |
| =(+0.6)+(+1.4)+(−1.8) | 入れかえる |
| =(+2)+(−1.8) | 正の数どうしを先に |
| =+0.2 |
まちがえやすい
✕ 入れかえるとき、符号を置いていく(−8を8として動かす)→ ◯ 符号もいっしょに動かす
標準(+6)+(−11)+(+9)+(−7) を、順番を入れかえてくふうして計算しなさい。
| (+6)+(−11)+(+9)+(−7) | もとの式 |
| =(+6)+(+9)+(−11)+(−7) | 正の数と負の数に分けて入れかえる |
| =(+15)+(−18) | 同じ符号の数をそれぞれ先に計算 |
| =−3 | ちがう符号の和 |
答え:−3
正の数・負の数のひき算(減法)は、たし算になおす
📄 プリント8ページ
答え:正の数・負の数をひくには、ひく数の符号を変えて、たします。たとえば (+3)−(−5)=(+3)+(+5)=+8 です。
なぜ符号を変えてたせばよいのでしょうか。(+3)から、ひく数を1ずつ小さくして、差の変わり方を見てみます。
| ひく数 | +2 | +1 | 0 | −1 | −2 |
|---|---|---|---|---|---|
| (+3)からひいた差 | +1 | +2 | +3 | +4 | +5 |
ひく数が1小さくなると、差は1大きくなります。このきまりのとおりに考えると、(+3)−(−1)=+4 は (+3)+(+1) と、(+3)−(−2)=+5 は (+3)+(+2) と同じです。ひく数の符号を変えてたす計算になっています。
下の式で、太字と下線の数が、符号を変えた数です。
| (+3)−(+5) | もとの式 |
| =(+3)+(−5) | ひく数の符号を変えてたす |
| =−2 | ちがう符号の和 |
| (−4)−(−6) | もとの式 |
| =(−4)+(+6) | ひく数の符号を変えてたす |
| =+2 | ちがう符号の和 |
算数で答えが出せなかった 5−6 も、5−6=(+5)−(+6)=(+5)+(−6)=−1 と答えが出ます。
0からひくと、ひく数の符号を変えた数になります。0をひいても、数は変わりません((−2)−0=−2)。
| 0−(−7) | もとの式 |
| =0+(+7) | 符号を変えてたす |
| =+7 |
小数・分数も同じです。分数は、符号を変えてたす式にしてから通分します。
| (−1.5)−(−2.3) | もとの式 |
| =(−1.5)+(+2.3) | 符号を変えてたす |
| =+0.8 |
| (+12)−(+34) | もとの式 |
| =(+12)+(−34) | 符号を変えてたす |
| =(+24)+(−34) | 通分する |
| =−14 |
まちがえやすい
✕ (+3)−(−5) を −2 とする(ひく数の符号を変え忘れた)→ ◯ (+3)−(−5)=(+3)+(+5)=+8
基本(1)(−5)−(−2) (2)0−(+6) を計算しなさい。
| (−5)−(−2) | もとの式 |
| =(−5)+(+2) | 符号を変えてたす |
| =−3 |
| 0−(+6) | もとの式 |
| =0+(−6) | 符号を変えてたす |
| =−6 |
答え:(1)−3 (2)−6
標準(1)(−2.5)−(+3.5) (2)(−13)−(−34) を計算しなさい。
(1)ひく数の符号を変えると、同じ符号どうしの和になります。
| (−2.5)−(+3.5) | もとの式 |
| =(−2.5)+(−3.5) | 符号を変えてたす |
| =−6 | 同じ符号:絶対値の和に共通の符号 |
(2)符号を変えてたす式にしてから、分母を12にそろえます。
| (−13)−(−34) | もとの式 |
| =(−13)+(+34) | 符号を変えてたす |
| =(−412)+(+912) | 通分する |
| =+512 | ちがう符号:絶対値の差 |
答え:(1)−6 (2)+512
たし算とひき算の混じった式:項を並べて計算する
📄 プリント9ページ
答え:ひく数の符号を変えて加法だけの式にし、かっこと加法の記号+を省いて項を並べます。正の項・負の項をそれぞれまとめてから計算します。
加法だけの式にしたときの1つ1つの数を項といいます。正の数の項を正の項、負の数の項を負の項といいます。たとえば (+5)+(−3)+(−2)+(+4) の項は、+5、−3、−2、+4 です。
計算の手順
- 加法だけの式になおす(ひく数の符号を変える)
- かっこと加法の記号+を省いて、項を並べる(式のはじめの+も省く)
- 正の項・負の項を、それぞれまとめる
- 計算する
| (+5)−(+3)+(−2)−(−4) | もとの式 |
| =(+5)+(−3)+(−2)+(+4) | ひく数の符号を変えて加法だけの式に |
| =5−3−2+4 | かっこと加法の記号+を省く |
| =5+4−3−2 | 正の項・負の項を集める |
| =4 | 9−5 |
かっこのない式は、はじめから項が並んでいます。−7+12−5+3 の項は、−7、+12、−5、+3 です。かっこのある項とない項が混じった式も、同じ手順で計算します。
| 6−(−8)+(−11)−4 | かっこのある項とない項が混じった式 |
| =6+(+8)+(−11)−4 | −(−8)を+(+8)に |
| =6+8−11−4 | かっこと+を省く |
| =14−15 | 正の項・負の項をまとめる |
| =−1 |
まちがえやすい
✕ (+5)−(+3) の項を「+5、+3」とする(加法の式になおす前に読んだ)→ ◯ (+5)+(−3) にしてから読むので、項は +5、−3
基本(+5)−(+8)+(−3)−(−6) を加法だけの式になおし、その式の項をすべて答えなさい。
ひく数の符号を変えて、加法だけの式にします。
(+5)−(+8)+(−3)−(−6)=(+5)+(−8)+(−3)+(+6)
答え:項は +5、−8、−3、+6
標準(1)(−12)−(−5)+(−4) (2)−7+10−4+2 を計算しなさい。
| (−12)−(−5)+(−4) | もとの式 |
| =(−12)+(+5)+(−4) | 符号を変えてたす |
| =−12+5−4 | かっこと+を省く |
| =5−12−4 | 正の項・負の項を集める |
| =−11 | 5−16 |
| −7+10−4+2 | もとの式(項は−7、+10、−4、+2) |
| =10+2−7−4 | 正の項・負の項を集める |
| =12−11 | それぞれ計算する |
| =1 |
答え:(1)−11 (2)1
発展(−12)−(+14)+(+56) を計算しなさい。
分数の項があるときは、項を並べたあと、全部の分母をそろえて(通分して)から計算します。2・4・6の最小公倍数は12です。
| (−12)−(+14)+(+56) | もとの式 |
| =(−12)+(−14)+(+56) | 符号を変えてたす |
| =−612−312+1012 | 通分し、かっこと+を省く |
| =−912+1012 | 負の項をまとめる |
| =112 |
答え:112
正の数・負の数のかけ算(乗法):答えの符号を先に決める
📄 プリント10ページ
答え:同じ符号の2数の積は正、ちがう符号の2数の積は負になります。絶対値は、絶対値の積です。3つ以上の数の積は、負の数が偶数個なら+、奇数個なら−です。
なぜ (−)×(−) が+になるのでしょうか。かける数を1ずつ減らして、積の変わり方を表にします。
| かける数 | +2 | +1 | 0 | −1 | −2 |
|---|---|---|---|---|---|
| (+3)×かける数 | +6 | +3 | 0 | −3 | −6 |
| (−3)×かける数 | −6 | −3 | 0 | +3 | +6 |
(+3)をかけると、かける数が1減るたびに積は3ずつ減ります。(−3)をかけると、かける数が1減るたびに積は3ずつ増えます。だから、(−3)×(−1)=+3、(−3)×(−2)=+6 と、負の数どうしの積は正になります。
下の式で、わくでかこんだのが、先に決めた答えの符号です。
| (−3)×(−4) | もとの式 |
| =+(3×4) | 同じ符号なので+ |
| =12 |
| (+6)×(−5) | もとの式 |
| =−(6×5) | ちがう符号なので− |
| =−30 |
−1をかけると符号だけが変わり、1をかけても数は変わりません。0との積は0です。(−1)×(+6)=−6、(−1)×(−6)=+6、1×(−6)=−6、0×(−6)=0
3つ以上の数の積は、負の数の個数で符号を決めます。0が1つでもあれば、積は0です。
| (−2)×(−3)×(+5) | 負の数は2個 |
| =+(2×3×5) | 偶数個なので+ |
| =30 |
| (−2)×(+3)×(−1)×(−4) | 負の数は3個 |
| =−(2×3×1×4) | 奇数個なので− |
| =−24 |
乗法にも、交換法則・結合法則があります。かけてきりのよい数になる組を、入れかえて先に計算します。
| (−4)×(+7)×(−25) | もとの式 |
| =(−4)×(−25)×(+7) | 入れかえる |
| =(+100)×(+7) | (−4)×(−25)を先に |
| =700 |
まちがえやすい
✕ (−2)×(−3)×(−1) を +6 とする → ◯ 負の数が3個(奇数個)なので −6
基本(−2)×(+7)×(−3) を計算しなさい。
| (−2)×(+7)×(−3) | もとの式(負の数は2個) |
| =+(2×7×3) | 偶数個なので+ |
| =42 |
答え:42
標準(−125)×(+7)×(−8) を、順番を入れかえてくふうして計算しなさい。
(−125)×(−8)=+1000 になるので、この2つを先に計算します。
| (−125)×(+7)×(−8) | もとの式 |
| =(−125)×(−8)×(+7) | 入れかえる |
| =(+1000)×(+7) | (−125)×(−8)を先に |
| =7000 |
答え:7000
累乗と指数:(−3)²と−3²のちがい
📄 プリント11ページ
答え:(−3)²=(−3)×(−3)=9、−3²=−(3×3)=−9 です。指数は、すぐ左の数(かっこがあれば、かっこの中全体)にかかります。
同じ数をいくつかかけたものを累乗といいます。右上の小さい数を指数といい、かけた個数を表します。5×5=5²(5の2乗)、2×2×2=2³(2の3乗)です。負の数の累乗は、かっこごと書きます。(−5)×(−5)×(−5)=(−5)³(−5の3乗)
| (−3)² | −3を2回かける |
| =(−3)×(−3) | かけ算になおす |
| =+9 |
| −3² | 3を2回かけてから−をつける |
| =−(3×3) | かけ算になおす |
| =−9 |
(−3)²と−3²はちがう数です。かっこの有無に注意します。
| (−2)³ | もとの式 |
| =(−2)×(−2)×(−2) | かけ算になおす |
| =−8 |
| (−23)² | 分数も、かっこごと |
| =(−23)×(−23) | かけ算になおす |
| =49 |
小数も同じです。(−0.3)²=(−0.3)×(−0.3)=0.09
かっこの中が負の数の累乗は、指数が偶数なら+、奇数なら−になります。かけ算の「負の数の個数」と同じ考え方で、(−3)²は負の数が2個で+、(−2)³は3個で−です。
まちがえやすい
✕ −3² を 9 とする → ◯ −3²=−9
✕ (−2)³ を +8 とする → ◯ 負の数が3個なので −8
✕ 2³ を 6 とする(指数をかけた)→ ◯ 2³=2×2×2=8
基本(1)(−5)² (2)−5² を計算しなさい。
| (−5)² | もとの式(−5を2回かける) |
| =(−5)×(−5) | かけ算になおす |
| =25 |
| −5² | もとの式(5を2回かけてから−をつける) |
| =−(5×5) | かけ算になおす |
| =−25 |
答え:(1)25 (2)−25
標準(−27)² を計算しなさい。
| (−27)² | もとの式 |
| =(−27)×(−27) | かけ算になおす |
| =449 |
答え:449
正の数・負の数のわり算(除法)と逆数
📄 プリント12ページ
答え:わり算の符号のきまりは、かけ算と同じです(同じ符号の商は正、ちがう符号の商は負)。わり算は、わる数の逆数をかけるかけ算になおせます。逆数は、かけて1になる数で、符号はそのままです。
(−12)÷(+3) の答えを□とすると、□×(+3)=−12 となる数です。(−4)×(+3)=−12 なので、□は−4です。同じように、(+12)÷(−3)=−4 も、(−4)×(−3)=+12 から分かります。
0を正の数・負の数でわった商は0です(0÷(−5)=0)。0でわることは考えません。商を分数で表すとき、負の符号は分数の前に書きます。(−3)÷4=−34、3÷(−4)=−34
逆数:2つの数の積が1のとき、一方を他方の逆数といいます。23と32、−4と−14は逆数の組です。小数は分数になおしてから考えます。−0.6=−610=−35 の逆数は −53 です。
| (−34)÷(+98) | もとの式 |
| =(−34)×(+89) | わる数の逆数をかける |
| =−23 | 約分する |
乗法と除法の混じった式も、わる数を逆数にして、かけ算だけの式にします。答えの符号は、負の数の個数で決めます。
| (−6)÷4×(−23) | 乗法と除法の混じった式 |
| =(−6)×14×(−23) | わる数の逆数をかける |
| =+6×1×24×3 | 負の数が2個なので+ |
| =1 | 約分する |
加法・減法・乗法・除法をまとめて四則といいます。
まちがえやすい
✕ −4の逆数を +14 とする(符号も変えた)→ ◯ −14
✕ わられる数まで逆数にする → ◯ 逆数にするのは、わる数だけ
基本(1)(−56)÷(+7) を計算しなさい。(2)(−3)÷10 を、分数で答えなさい。
| (−56)÷(+7) | もとの式 |
| =−(56÷7) | ちがう符号なので− |
| =−8 |
| (−3)÷10 | もとの式 |
| =−(3÷10) | ちがう符号なので− |
| =−310 | 分数で表す(負の符号は分数の前) |
答え:(1)−8 (2)−310
標準(1)−0.6の逆数を答えなさい。(2)(−56)÷(+109) を計算しなさい。
(1)−0.6=−35 です。(−35)×(−53)=1 なので、逆数は −53 です。
(2)わる数の逆数をかけて、約分します。
| (−56)÷(+109) | もとの式 |
| =(−56)×(+910) | わる数の逆数をかける |
| =−34 | 約分する |
答え:(1)−53 (2)−34
発展(−9)÷6×(−43) を計算しなさい。
| (−9)÷6×(−43) | もとの式 |
| =(−9)×16×(−43) | わる数の逆数をかける |
| =+9×1×46×3 | 負の数が2個なので+ |
| =2 | 約分する |
答え:2
四則の混じった計算の順序と分配法則
📄 プリント13ページ
答え:かっこの中 → 累乗 → 乗法・除法(左から)→ 加法・減法の順に計算します。分配法則を使うと、くふうして計算できます。
- かっこの中を計算する
- 累乗を計算する
- 乗法・除法を、左から計算する
- 加法・減法を計算する
| 10−(−3)²×2 | もとの式 |
| =10−9×2 | 累乗を先に計算する |
| =10−18 | 乗法を計算する |
| =−8 | 減法を計算する |
| (−2+5)²÷(−3) | もとの式 |
| =3²÷(−3) | かっこの中を先に計算する |
| =9÷(−3) | 累乗を計算する |
| =−3 | 除法を計算する |
分配法則:かっこの中の全部の項に、かっこの外の数をかけて計算してよい、というきまりです。
| (12−23)×(−12) | もとの式 |
| =12×(−12)−23×(−12) | 分配法則 |
| =−6−(−8) | それぞれ計算する |
| =2 | 符号を変えてたす |
99を100−1と考える(101なら100+1)と、暗算しやすくなります。
| 99×(−7) | もとの式 |
| =(100−1)×(−7) | 99を100−1に |
| =100×(−7)−1×(−7) | 分配法則 |
| =−700+7 | それぞれ計算する |
| =−693 |
分配法則は、逆向きにも使えます(共通の数でくくる)。
| 13×(−7)+13×(−3) | もとの式 |
| =13×(−10) | 共通の13でくくる((−7)+(−3)=−10) |
| =−130 |
まちがえやすい
✕ 2+3×(−4) を −20 とする(たし算を先にした)→ ◯ 2+3×(−4)=2−12=−10
基本20−(−3)²×2 を計算しなさい。
| 20−(−3)²×2 | もとの式 |
| =20−9×2 | 累乗を先に計算する |
| =20−18 | 乗法を計算する |
| =2 | 減法を計算する |
答え:2
標準(1)(−2+5)²÷(−3) (2)(−4)+15÷(−5)×3 を計算しなさい。
| (−2+5)²÷(−3) | もとの式 |
| =3²÷(−3) | かっこの中を先に計算する |
| =9÷(−3) | 累乗を計算する |
| =−3 | 除法を計算する |
| (−4)+15÷(−5)×3 | もとの式 |
| =(−4)+(−3)×3 | 除法を先に(左から) |
| =(−4)+(−9) | 乗法を計算する |
| =−13 | 加法を計算する |
答え:(1)−3 (2)−13
発展(1)(34−56)×(−12) (2)103×(−4) を、分配法則を使って計算しなさい。
| (34−56)×(−12) | もとの式 |
| =34×(−12)−56×(−12) | 分配法則 |
| =−9−(−10) | それぞれ計算する |
| =−9+10 | 符号を変えてたす |
| =1 |
| 103×(−4) | もとの式 |
| =(100+3)×(−4) | 103を100+3に |
| =100×(−4)+3×(−4) | 分配法則 |
| =−400+(−12) | それぞれ計算する |
| =−412 |
答え:(1)1 (2)−412
数の範囲:自然数・整数の中で、いつでも計算できる?
📄 プリント14ページ
答え:自然数の範囲では、減法と除法ができないことがあります。整数の範囲では、除法ができないことがあります。小数・分数をふくむ数全体なら、四則はいつでもできます(0でわる場合は考えません)。
自然数全部の集まりを自然数の集合、整数全部の集まりを整数の集合といいます。自然数は整数の中に、整数は小数・分数もふくむ数全体の中にふくまれます。
四則の答えが、いつも同じ範囲の数になるかを調べると、次のようになります。◯は「いつでもできる」、✕は「できないことがある」です。
| 数の範囲 | 加法 | 減法 | 乗法 | 除法 |
|---|---|---|---|---|
| 自然数 | ◯ | ✕ 2−5=−3 |
◯ | ✕ 2÷3=23 |
| 整数 | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ (−2)÷3=−23 |
| 数全体 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
「できないことがある」ことは、できない例を1つ挙げれば言えます。反対に、6÷3=2 のようにできる例が1つあっても、「いつでもできる」とは言えません(2÷3=23は自然数になりません)。
自然数どうしのひき算の答えは、自然数とは限りません(3−7=−4)。でも、自然数は整数でもあるので、整数の行の◯を使えば、答えはいつも整数になります。
まちがえやすい
✕ 整数どうしのわり算を、6÷3 だけ見て◯にする → ◯ (−2)÷3 のようにできない例があるので✕
✕ 自然数どうしのかけ算を✕にする → ◯ いつも自然数になるので◯
標準「自然数どうしのわり算は、いつでも自然数になる」は正しくありません。その理由を、例を挙げて書きなさい。
自然数どうしのわり算で、答えが自然数にならない例を1つ挙げれば言えます。
答え(例):5÷2=52 は自然数ではないので、いつでも自然数になるとは言えない。
平均を楽に求める:基準との差を使う(正負の数の利用)
📄 プリント15ページ
答え:平均=基準+差の平均です。基準との差(正の数・負の数)を合計し、人数でわって、基準にたします。
6人の身長(cm)の平均を、160cmを基準にして求めます。
| 生徒 | A | B | C | D | E | F |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 身長(cm) | 158 | 165 | 152 | 161 | 170 | 160 |
| 基準との差(cm) | −2 | +5 | −8 | +1 | +10 | 0 |
| (−2)+(+5)+(−8)+(+1)+(+10)+0 | 差の合計 |
| =−2+5−8+1+10 | かっこと+を省く |
| =6 |
| 6÷6 | 差の平均 |
| =1 |
| 160+1 | 基準+差の平均 |
| =161 | 6人の平均は161cm |
ふつうに合計して6でわっても、(158+165+152+161+170+160)÷6=161 と同じになります。どの身長も「基準+差」なので、合計は「基準×人数+差の合計」です。人数でわると、平均は「基準+差の平均」になります。
差の表から、いちばん高い人と低い人の身長の差も求められます。いちばん高いのはEの+10cm、いちばん低いのはCの−8cmです。
| (+10)−(−8) | 最大の差から最小の差をひく |
| =(+10)+(+8) | 符号を変えてたす |
| =18 | 18cm |
平均がちょうど基準と同じ集まりに、人が加わるとき:ある部の8人のテストの平均点は、ちょうど70点でした。そこへ74点と81点の2人が加わった10人の平均点を求めます。70点を基準にすると、8人の差の平均が0なので、8人の差の合計も0です(全員が70点という意味ではありません。8人の合計点が70×8=560点なので、差を合計すると0になります)。
| 0+(+4)+(+11) | 10人の差の合計(加わった2人の差は+4、+11) |
| =15 |
| 15÷10 | 差の平均(10人でわる) |
| =1.5 |
| 70+1.5 | 基準+差の平均 |
| =71.5 | 71.5点 |
確かめ:(70×8+74+81)÷10=71.5
まちがえやすい
✕ 加わった2人の差の合計を、2でわる → ◯ わるのは、全体の10人
標準5人のテストの点数は、72点、65点、80点、68点、75点でした。70点を基準にして、5人の平均点を、基準との差を使って求めなさい。
基準との差は、+2、−5、+10、−2、+5(点)です。
| (+2)+(−5)+(+10)+(−2)+(+5) | 差の合計 |
| =2−5+10−2+5 | かっこと+を省く |
| =10 |
| 10÷5 | 差の平均 |
| =2 |
| 70+2 | 基準+差の平均 |
| =72 |
確かめ:(72+65+80+68+75)÷5=72
答え:72点
標準ある店で、5日間に売れたおにぎりの個数を、60個を基準にして表すと、月 +3、火 −7、水 +5、木 −2、金 +9(個)でした。最も多く売れた日と、最も少なく売れた日の、売れた個数の差は何個ですか。
最も多いのは金曜日(+9個)、最も少ないのは火曜日(−7個)です。
| (+9)−(−7) | 最大の差から最小の差をひく |
| =(+9)+(+7) | 符号を変えてたす |
| =16 |
確かめ:金曜日は69個、火曜日は53個で、69−53=16
答え:16個
✅ 一問一答で総チェック(21問)
問題を読んで、答えを頭の中で言ってからタップしましょう。答えが出ます。
-
0より大きい数を何という?
答え:正の数
-
0より小さい数を何という?
答え:負の数
-
0は、正の数・負の数のどちら?
答え:どちらでもない
-
正の整数(1、2、3、…)を何という?
答え:自然数
-
自然数に、0と、−1、−2、−3、…を合わせた数の集まりを何という?
答え:整数
-
数直線で、0を対応させた基準の点を何という?
答え:原点
-
数直線上で、ある数を表す点と原点との距離を、その数の何という?
答え:絶対値
-
−5と−2では、どちらが大きい?
答え:−2
-
大小を表す記号<・>を何という?
答え:不等号
-
ちがう符号の2数の和は、絶対値の差に、どちらの符号をつける?
答え:絶対値の大きいほうの符号
-
正の数・負の数のひき算は、ひく数の符号を変えて、何の計算になおす?
答え:たし算(加法)
-
加法だけの式にしたときの1つ1つの数を何という?
答え:項
-
3つ以上の数の積の符号は、負の数が偶数個のとき+、奇数個のときは?
答え:−
-
同じ数をいくつかかけたものを何という?
答え:累乗
-
累乗で、右上の小さい数(かけた個数)を何という?
答え:指数
-
(−3)²と−3²の値は、それぞれいくつ?
答え:(−3)²=9、−3²=−9
-
2つの数の積が1のとき、一方を他方の何という?
答え:逆数
-
わり算は、わる数の何をかけるかけ算になおせる?
答え:逆数
-
四則の混じった式で、乗法・除法の前に計算するものは?(2つ)
答え:かっこの中・累乗
-
かっこの中の全部の項に、かっこの外の数をかけて計算してよいというきまりを何という?
答え:分配法則
-
基準との差を使うと、平均は「基準+何」で求められる?
答え:差の平均
まとめ
正の数・負の数の計算は、どれも「符号」と「絶対値」に分けて考えます。たし算は、同じ符号なら絶対値の和、ちがう符号なら絶対値の差。ひき算は、ひく数の符号を変えてたし算に。かけ算・わり算は、負の数の個数で先に符号を決めます。(−3)²と−3²のように、かっこの有無で答えが変わる所にも気をつけましょう。プリントの確認問題(42問)で、途中式を書きながら練習してみてください。

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